年末ですね~。皆さんバタバタしてますか?
クリスマスが1年で一番大きな行事の国では、この時期はスーパーがごった返してます。
ここスコットランドでは25日のクリスマスと26日のボクシングデーはスーパーを含めたお店が閉まります。ここに引っ越してきて案外びっくりした事の1つなんですが、2日間閉まるだけでも、毎年「パニック買い」のような光景を目にします(笑)
今月に入りスーパーでお買い物カートの中に山のように積まれた商品(ピザとかの既製品)を見る度に、「1日どんだけ食べてんだろう。。。?」って笑ってしまいます(笑)
そんなことはさておき、本題に入りましょう。
今日は結構メジャーな発音の音「R」を取り上げます。
苦手ランクトップ
発音矯正のプログラムやレッスンなどをやっていて、ほぼ95%の人から「Rが苦手ですね」と聞きます。Rの音が苦手なのは、「そりゃそうだよね」という感じです。なぜなら日本語にない音の出し方なので。
ここではRとは。。を細かく説明はしません。というのも、今までいろいろ発音に関する説明をしてるのですが、文章で説明するほど混乱することはないんですよね(笑)私の文章力の無さという話しもありますが。。。
じゃあ今回はRに関して何を話すのかというと、あまり発音矯正で意識されていない部分をシェアしたいと思っています。
Rの種類
- -ar
- -or
- -ir/-er/-ur
上の3種類のR、意識してますか?
ちょっと余談ですが、学習者さんの中でRの音をとっても強く意識し過ぎて、Rが入ってない単語(部分)までRの音がストーカーのようについてきてる場合がよくあります。これは、一つは「英語と言えばRの音」という意識が強い、もう一つは舌が不安定な状態で、常に口の中で「浮いてる」感じになっているとこういう事が起きます。
Rの3パターン
今回は、上の3つのパターンが存在するという事を紹介します。
このRの基本的な舌の状態は、教える方によって異なってきたりするのですが、私の場合「舌先に力を少し入れる」「舌先を猫のカギしっぽのように少し丸める」「舌全体に少し力を入れる」という表現をしたりします。要は、舌が口の中でどこにもくっついていない状態にします。これが舌の状態です。
次に1,2,3の場合を説明しますね。
《1. -ar》
「あ」の口の形で、舌をRの基本的な設定にする
練習単語: party, car, target, market, smart..
《2. -or》
「お」の口の形で、舌をRの基本的な設定にする
練習単語: door, sore, core, poor, nor, storm…
《3. -ir/-er/-ur》
熱い飲み物にそそる感じの小さ目で少し突き出した感じの口の形で、舌をRの基本的な設定にする
👆の2つとの違いは、口の空き方が小さいのでこもった音になります。これが日本人がRと言えば。。。の代表的な音だと思います(笑)
練習単語: Sir, water, turn, dirty, nervous, curtains…
確認の仕方
「これ自分でやっててちゃんと出来てるか分かるかなあ?」
って不安に思うかもしれませんが、100%セルフでいける!とは言いません(笑)ただ、練習の際に大事なポイントはあります。
それは、鏡で自分の口元を観ながら、それぞれのRの口の形を確認します。
★-arの単語を練習する時は、どの単語でも、R部分では「あ」の口になってるかどうか。
★-orの単語を練習する時は、どの単語でも、R部分では「お」の口になってるかどうか。
★-ir/-er/-urの単語を練習する時は、どの単語でも、R部分では「ホットドリンクすすり」の口になってるかどうか。
「音」ではなく、「口の形」を確認材料にしましょう!
しっかり練習してみてくださいね!
★新規の方の「発音の現在地確認」も随時させてもらっているので、自分の音の現状を細かく知りたい方は、気軽にご連絡下さいね。
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ボ?ク?シ?ン?グ?デ?ー????
すみません。本題前のここで引っかかってしまいました(^^;)
何の休日でしょうか?
(笑)何も考えずに書いてましたね。とっても素敵な質問を有難うございます。ボクシングデー(Boxing Day)はクリスマスの翌日で、今ではなんだか普通に祝日という感じですが、昔クリスマスも仕事をしなければならなかった使用人さんたちために設けられた休日で、彼らへも箱(Box)に入った贈り物が渡されたという意味があるようですね。