Hi there! みなさんこんにちは!
新年あけましておめでとうございます🎍
昨年も大変お世話になりました🥳今年もよろしくお願いいたします🐣
新春とかけてパリコレと解く。その心は?『粋を先取り』
とりとめもない話です。
日本語では『新春』と書いて『お正月』を意味しますが、ご存じの方も多い通りこの春は旧暦にちなんだものですので、四季の今の春とはまた異なります。
しかしながら、新しい年をまもなく来る春をもってして表現している様で、なんとも粋な計らいにかんじられるのは私だけでしょうか。
私はそこまでファッションに詳しくはありませんが、シーズンを先取りするファッションショーに近いような、そんな感覚がしてしまうのです。
同じく『春を迎える』と書く『迎春』も、なんとも日本人独特の心躍るものの捉え方の様に感じられます。
粋な計らい。
日本語ではよく使われる表現ですが、『粋』を辞書で引くと”stylish”と出てきます。
この“stylish”ですが、英語の世界ではどちらかというと”cool”(かっこいい)に近い領域を指します。
確かに我々日本人も正月によそ様の御宅を訪問した際に、床の間にちょっとした茶花がさっと生けられていたりしたら、何とも言えないかっこよさを感じますが、この場合はお洒落な服装を観てかっこいいと思うのとはまた別の感覚であるかと思います。
控えめな茶花のさまを眺めて、家主の静か且つ重厚なおもてなしの心を感じ取り、その想いへの感謝の気持ちや古式ゆかしい日本独自の感性を、我々日本人が持つDNAにもはや刻まれた反射とでもいえるような、原点回帰として感じ取っている、そのいっさいを『粋』という言葉に込めているのではなかろうかと、そのように私は解釈しています。
物事を見る『視点の違い』を楽しむのが『語学』の風流
民族ごとの目線、物事に対する感じ方が全く異なるように、言葉ひとつをとってみましてもまじまじと眺めれば眺める程に、異文化間の違いに遭遇することになります。
語学をいったん始められますと、
『辞書の通りにつなぎ合わせたのにどうもうまく通じない』
ということも多々発生し、それが大きな悩みの種になってしまわれることもあるかと思います。
くだらない話にはなりますが、私がカナダに留学して間もない頃、学校の寮に一時期住んでおりまして、同じ寮生同士で
『朝何を食べたか』を話をしていました時に、私は『夕飯を残りを食べた』と伝えたかったのですが、その当時の語学力ではそれをどうしてもうまく伝えることができませんでした。
I had curry last night, and I had the same curry this morning again.
(昨日カレーを夕飯に頂いて、朝も同じものを食べた)
と、このようにシンプルに時系列に話しても良かったんでしょうね。もしくは
“leftover” (残り物)
この単語を知っていたなら話は早かったように思います。その頃はまだまだカタコト英語だった私は
“yesterday food”か何か、適当に自分で造語をして話した気がします。
それで結果どうなったかというと、その場にいたカナダ人の寮生にはちゃんと通じました。
あと面白かったのが、同じように漢字を扱う中国人の寮生は、首を縦にブンブンと振って親指を立てて、『お前の言いたいことがわかる』という意思表示をしてくれていたことですね。
要は、日本語の漢字はよく、二字熟語や四字熟語として使われますが、それらを中国の人達は当たり前ですが漢字ですから読めてしまうんですね。それで、日本の漢字熟語が無意識にベースになった日本人の私の感覚が自然と解ってしまったのでしょう。
私が調子に乗って紙に『残飯』と書いてみせたところ、さらに首を縦にブンブンと振って、
『お前は中国でも生きていける』と。
私も、この通りすぐに調子づいてしまう性分ですから、どこでも生きていけるような、そんな気がした瞬間でした。
言語は語彙と文法を基本としますが、そこには見えない背景があり、『文化』という体感しないと分からない領域が存在します。
一気に身につくものでもありませんが、興味を持ってその差異を楽しむ気持ちが一番自然の流れでその感覚を身につけるのには必要であり、そこがいわゆる国際人への素養であるように思います。
言葉だけ完璧でも、この熱い想いがそこにないと、結局見限られてしまうのです。
皆さんの語学はそれぞれ目的が異なり、試験対策や、会話練習、ビジネスなどなど、多岐にわたりますが、『相手を知ろうとするその気持ち』は見えるものではありませんが、
『見えないけれどもそこに確かに存在し、相手へのあなたの本心を伝える懸け橋』としてあなたを助けます。
何かあなたが言語上のミスをした場合にでも、不思議とあなたの良さを相手に伝える最強のツールにもなります。
これから先、あなたがちょっとくじけそうになっても
『相手のことを知りたい。』
この気持ちがあれば、かならずあなたはさらなる高みに進むことができるはずです。
私も今年気持ち新たにさらに精進致します。一緒に楽しく励んで参りましょう。
あらためまして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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ステキな記事ですね(^^)相手を知りたい。本当に大切なことだと思います。
Meg先生お久しぶりです!!(๑>◡<๑)
コメントありがとうございます!!最近バタバタしておりますが、また今年も楽しく一緒に盛り上げていけたらと思います( ´∀`)先生の記事を拝読するのが楽しみです(๑╹ω╹๑ )