方言を使って話す人が英語を勉強しているとき「実際にこんな日本語、使う?」とツッコむときはありませんか?特に、英語のテキストの例文は標準語で書かれていることが多いですよね。
私も関西弁が染み込んだ日本語を話すので(レッスン中は控えめ)教科書英語と自分の性格や雰囲気とのギャップが大きく、もはや別人。という現象に悩んだものです。
さて、何回かに分けて、よく使う関西弁(大阪弁)フレーズを英語バージョンで紹介していきます。
「知らんけど」って何ていう?
大阪人がよく使うフレーズ、「知らんけど」。今までずっと話していたのに、文末で責任を放棄してしまうときに付け加える言葉です。
これにあたる英語は、”I suppose” ですかね。意味は「〜だと思う。」で、根拠・確信がないときに使います。I think ~. はもう少し自信があるときや個人的な意見を言うときに使います。
I supposeは文頭か文末につけることが多いです。でも、大阪弁の「知らんけど」により近づけるには文末がおすすめです。
I suppose の英文例
- He will like this present, I suppose. (彼はこのプレゼントを気にいるんちゃう、知らんけど)
- The TV program starts at 9pm tonight, I suppose. (そのテレビ番組は今夜9時から始まるで、知らんけど)
- Do you think it’s a good idea? – Yeah, I suppose. (それはいい案だと思う? – うん、そうちゃう、知らんけど)
最後に
英語を話すときに I think ~ から常に始めてしまう生徒さんが一定数いらっしゃるなと感じています。I suppose はよくネイティブの人たちが使うフレーズの一つです。関西弁を使う・使わないに限らず、I supposeの方がぴったりな場合には、I think の代わりに使ってみてはいかがでしょうか?
知らんけど。
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