英語をやり直したい!でも、何から手を付けたらいいんだろう…
そんな「大人のやり直し英語レッスン」に興味のある方に、本日はshinko先生のレッスンをご紹介いたします。
「大人の方が上達するためには、まず発音」
と、最初に大切なのは発音と話すshinko先生
ワールドトーク運営事務局【ほりにし】がshinko先生の大人のやり直し英語レッスンを受講してみました
【shinko先生】大人のやり直し英語をされる方のためのレッスンを提供しています。わたしのレッスンは、本気で英語を話したいと思われている方に最適です。
わたしの英語はどの方にも、基本的に全て同じ内容です。
ワールドトーク講師歴:2年
総レッスン数:3719レッスン
※2023年1月時点
事前のチャットでリクエスト!
レッスン内容は、どのような内容をご希望でしょうか?
先生から事前にメッセージをいただいたので、今回は
「発音の重要性」「学習方法」について伺うことに。
プロフィールを拝見して発音について伺いたいと気になっておりましたので発音の重要性や勉強方法についてレッスンしていただきたいです!
発音記号を理解してスキルアップ
Good afternoon!
Good afternoon!
ー簡単な自己紹介の後早速本題へ!ー
先日のコメントの中で「発音に関心がある」と記載がありましたが何かきっかけがあったのですか?例えば、外国の方に通じないな…、カタカナ英語と実際の英語が少し異なるな…など。 また、発音に実際に困ったことは今までありましたか?
キッズ英会話でフォニックスを習ったことはあるのですが、実際に活かせず…。でも発音は大事って聞くのでどこを抑えればいいのかが気になっています!あと、聞くと分からないのに、思ったより文章が簡単だった…という経験が多いです。
カタカナ英語と英語の違いは何だと思いますか?
口の動かし方とかでしょうか?
こちらはいつもレッスンで使っているフォニックスの表になります。
私たちは(図の英語を)全てカタカナ読みをしています。例えば、aは「ア」bは「ブ」。これらは後ろに母音がついています。でも実際の英語の音は全く違います。 私が英語の母体は発音だというのは自分の知っている単語を聞き取れない、聞き取ってもらえなければどんなに簡単でも意思疎通ができないからです。 まずアルファベットの音を知りましょう、そしてこれを使いこなしましょう、を伝えています。 発音記号を活用したことはありますか?
全く…ないです…
見たことはあります!
私も最初は英語の辞書で見たことがあるなあ…どう使うのかなあ…と感じている程度でした。 今は「オンラインの勉強だけで話せるようになった!」という方もYouTubeなどで多いです。そういった方はどうやって英語を話せるようになったかというと、音と発音記号を活用して上達したという方が多いです。 私もまず、発音記号から学習を始めることにしています。 フォニックスを学ばれたことがあるということでフォニックスはどういうものかご存じですか?
言葉で説明できる程理解できていないです(笑)
>フォニックスは「音と綴りのルール」です^^
なるほど!
(先ほどの英語の表では)赤が母音 緑が有声音 黄色が無声音です。 私たち(日本人)はこれらをカタカナで表現しています。 日本語の場合母音は5つしかないですが、英語の場合はこんなにも音があります。
(発音記号の表を見せていただきました…!)
多いですね…
これだけあるとかなり音が似ているものがあります。これを聞いた時、私たちはaは「ア」bは「ブ」と認識してしまいますが aは「ア」と「エ」の中間【æ】 oの場合も「オ」ではなく、口を丸く大きく開けて【ɔ】 ちなみにカタカナ英語がどのように私たち(日本人)に影響してるかというと 有名企業を例にすると… googleは「グーグル」と思っていていると「guːgəl」が聞き取れない GODIVAを「ゴディバ」と思っていると「gədáivə」が分からない
わ!全然違う!!
文字でお届けできないのがもどかしいのですが、
本当に先生の発音と私のカタカナ読みは違いました…
知っていると使いこなせるは違う
日本人はとっても器用です。自分たちが言いやすいように全て変換してしまっているんですよね。日本では問題ないですが海外では通じません。 他にも、「onion」はoが2回入っていますが発音記号は【ʌ’njən】なので「オ」という音は一つも入っていません。
確かに…
【ʌ’njən】を発音しないと「オニオン」ではなかなか伝わりません。またアクセントも大切です。 例えば「percent」はどうしても(パーセントという感覚で)「per」にアクセントを付けたくなりますが、実際は【pərsént】のように後ろにアクセントが来ているので発音すると全く違います。 発音記号が読めないとカタカナ英語のままなのでvisionもmissionもcushionも通じません。 逆を言えば発音記号が読めれば今自分が知っている英語が全て英語になります! 当時フォニックスを学んだものの使えなかった、とおっしゃっていたのは ピアノで例えると、ドレミファソラシドを覚えたとしてもそれで音楽を奏でてくださいとなると「それはちょっと…」となりますよね。 このように知っていると使いこなせるは違うんです!
できる人が少ない無声音
一番難しいのは無声音かな、と思います。 (下の図で言うと)無声音は黄色です。 例えば「pen」をみて「あ、ペンだ」と思いますが「ペン」は日本語です。 フォニックスは綴りと音のルールですからまず綴りありきです。 「ペン」は「ぺ」と「ン」の二音節ですがフォニックスだと3つの音が合わさるので「p」「e」「n」のそれぞれの音を合わせて【pén】になります。
ー先生が発音を実践ー
(先生の発音は私の知ってる「ペン」じゃない…!)
(カタカナ英語のペンとpen)音の全然長さが違いますよね? 大体の方が「p」の無声音がなかなか難しいと言われます。 少し一緒に言ってみましょう! まずは一つずつ。「P」「E」「N」どうぞ
教わりながらpenの発音をしてみましたが、とっても難しかったです…。
そのあと、shinko先生から無声音に関する説明を教えてもらいました!
点数の為の勉強では話せない
次に私が独学で確立してきた学習方法についてお伝えいたします。 長い方で大学まで約10年間英語を勉強されますがなかなか学校の授業で話せるようになった、という方はなかなかいらっしゃらないです。 英検2級まで取得されている方でも話せないという方がほとんどです。どうしてだと思いますか?
話す機会が少ないから?でしょうか。
話していればいつかは話せるようになるのでそれも嘘ではないですが、きっと何千時間も必要だと思います。 YouTubeでも英語が話せるようになったいろんな方がいて、皆さんテキストを使っていますが確かにどれも素晴らしい(テキスト)です。英検やTOEICの教材も素晴らしいのですが、それにも関わらず話せないんです。 この問題は「テストの点数を取るために特化してきた」からだと思います。 英検も音源を流して「これはこういう意味です!」と皆さん答えられますが 「同じことを言ってみてください」とお伝えすると「それはできません」となります。 でも日本語を英語にすることがスピーキングです。これを皆さんしてこなかったんです。
こちらの「サクサク進む英語の勉強方法!」では中学1年生のテキストを使うことをお願いしています。それこそI play tennis.といった文章の世界です。 今更こんな文章…と思われる方も多いですがこれをフォニックス通り言うとなると、とっても難しいんです。 私たち(日本人)の英語って「アイ プレイ テニス」とまっすぐじゃないですか。でも、これは聞き手側には受け取ってもらいにくいんです。 そのため、音源と同じスピードでリピーティング、シャドウイング…を繰り返すことでネイティブと同じ発音ができるようになります。 最後の「10) 日本語文を英文にする」ではテキストの日本語文だけを見てまるで話しているかのように英文にしていく。これで1ページが読んで書けて言える状態になるのでそのページは“話せる”ということになります。 どうしても私たち日本人は穴あき問題を解いて、単語を並び替えてしまいます。でも、それだと自分も何をやっているか分かっていない状態なんです。その状態で日本語を英語(フォニックス、イントネーションも正しく)にできるかというと、まず無理だと思います。なので簡単な文章を使ってきちんと勉強方法を習得してどんどんスキルアップさせていく、「コツコツやっていく」が私のご紹介している勉強方法になります。
先生に発音の基礎と先生の勉強方法について教えていただき
あっという間の25分間でした。
自学自習と先生の英会話の2本立てでスキルアップ
初回レッスンありがとうございました!
2回目のレッスンを受けられる方にはどのような流れでレッスンを進めていらっしゃるのですか?
ありがとうございました。実は、通常のレッスンでも最後に「じゃあ、次回からどうしたら良いですか?」というお話になりますので、今後の流れについて一緒にご案内をしています。 まず、「サクサク進む英語の勉強方法!」は自学自習用です。これはご自身でやっていただきたい基礎の部分です。 1.ディクテーションをする 2.分からない単語や発音記号を調べる 3.英文を見ながらリピートする 4.発音がしっかりできたら音読してみる。 までご自身で取り組んでいただき、録音のデータを送っていただくようにしています。 1回のレッスンに付き1回の音源を送っていただき、フォニックスが正しくできていればその部分のレッスンをする必要はないです。どんどん自分で進めていただいて「次リピーティングしました」「オーバーラッピングしました」と録音を送っていただき。OK!OK!となれば、次のレッスンでは英会話を中心に行います。 フォニックスも発音記号も基礎なので、リンキングや脱落についてテキストや動画を使ってレッスンを行います。 また、定期的にですが、希望者の方には無料で私のお友達と一緒に話す機会を設けています。その実践を通して自分に足りない能力を実感してもらって、じゃあ次はリンキング特化のレッスンをしよう、という感じでレッスンを実施します。 「サクサク進む英語の勉強方法!」は自学自習用ですが、「ちょっと忙しくてできなかった…。」という方には、一緒にリピーティングをやりましょうか、というようにレッスンの時間で基礎を身に着けていけるように進めます。 ただ、できるだけ自分でやっていただくとお得ですよ!は伝えています^^ なので、私のレッスンは2本立て。 ①自学自習②レッスンでは英会話中心 です!
なるほど!皆さんに合わせて次回から行うことが違うのですね!
はい、そうです。ただ、あれだけ発音記号やフォニックスのルールがたくさんあるので、3~4回は説明をしながら一緒に進めていくレッスンとなります! 一回で全て覚えることは不可能なので、まずは基礎知識を身に着けていただき、自学自習が出来るようにレッスンをします。 こちらが終わるとテキスト(電子書籍もございますし、本屋さんならどこでも売っているものです!)を購入いただいて自学自習を始める、という所からスタートします。
実際に聞いてこそ分かるレッスン
文字では伝えきれないくらいの驚きが多いshinko先生のレッスンでした。
自分がいかにカタカナ英語に慣れてしまっているのか、本当の発音はどこが違うのか。ご自身の耳で体験してみたい方は是非shinko先生のレッスンを受講してみてくださいね。
(宿題が欲しい。何かレッスン時間外にもやることが欲しい。という方にもおすすめです!)
shinko先生、ありがとうございました!
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