もうすぐ7月!2023年の下半期に突入ですね。日本人が7月と聞いてイメージすることといえば、七夕や夏休みでしょうか?アメリカ人ならきっと July 4th (7月4日)と答えるはず。
ということで、アメリカでは一体7月4日に何をするのかについて紹介します。
July 4th って?
July 4thは一言でいうと、アメリカ独立記念日(Independence Day) です。イギリスの植民地だったアメリカが独立を宣言し、晴れて自由を手に入れたことをお祝いする日。アメリカ人にとって一番大切な日の一つです。
日本の建国記念日と似ているかもしれませんが、やはりアメリカの独立記念日の方がお祝いムードが圧倒的に熱いと感じます。
わたしの大学時代のハウスメイトは7月3日に生まれたのですが、彼女のお母さんはなんとしても7月4日に産もうと手を尽くした(?)そうです。
July 4thの祝い方
一般的なアメリカン人の家庭ではアメリカ国旗(星条旗)を家の前に飾ったり、家の庭で家族揃ってバーベキューをして楽しみます。
わたしは7月4日に向けて大型スーパーやキッチン用品を扱うお店でアメリカ国旗をモチーフにしたアイテム(サングラス、Tシャツ、紙コップ、紙皿など)が売られているのを見るのが好きでした。実際のバーベキューで使用するんでしょうね。
また夜には盛大な花火大会が各所で行われます。日本では花火は夏の風物詩とされ、夏には毎週のようにどこかで花火の打ち上げが行われていますよね。アメリカでは、7月4日の夜に至る所で行われるので、どこに住んでいようとも花火を見に行くことができます。
ちなみに、大晦日から新年にかけての夜にもアメリカでは花火を楽しむことができます。
がっかり(?)なサンフランシスコの祝い方と思い出
ここまではアメリカで一般的な独立記念日の過ごし方・祝い方の紹介でした。わたしは2020年の夏までカリフォルニアのサンフランシスコに住んでいました。毎年夏休みには日本に一時帰国していたので、実際に独立記念日をアメリカで過ごしたのは2019年と2020年の合計2回だけです。
2019年の7月4日の夜、空はどん曇り。サンフランシスコは霧の街と呼ばれ、この夜もひどい霧で全く花火が見えませんでした。サンフランシスコ在住の友達によると「サンフランシスコで花火を見れたことなんて一度もないよ。」だそう。残念すぎる…。
2020年の7月4日。みなさん、おわかりだと思いますが外出禁止令により街の花火大会は中止。それでも家の庭から花火を打ち上げる家が庭3〜4軒、近所でありました。初めてしっかり見えたサンフランシスコでの花火は音が大きくて怖いと感じましたが、それでも感動的でコロナ禍の暗い雰囲気がパッと明るく照らされたように感じ、元気が出たことを覚えています。
最後に
今年は日本の各所で夏祭りや花火大会が久々に開催されるそうですね。アメリカでも今年はどんな風に独立記念日をお祝いするのか、楽しみなところです。
\ ワールドトークでYuri先生のレッスンを受けられます! /