こんにちは。講師のKazuです。
ここ最近、「社会人になってもう一度英語を学び直したい!」とレッスンをご受講くださる方が増えてきました。
人それぞれ課題は異なるのですが、その中でお困りの声を多くいただくのが「発音」です。
英語教育を小学校から必修で学べる現在とは違い、以前は英会話に触れる機会が限られていました。
現在31歳の私も、英語を勉強し始めたのは中学校からでした。内容も読解中心の授業だったので、生徒さんのお気持ちがわかる部分があります。
そこで今回は、「発音学習は必要か?」をテーマにお届けいたします。
発音は「最」重要事項ではない
これは個人的な意見ですが、英語学習において発音は最重要事項ではない、と考えています。
それ以上に、英語でコミュニケーションを取ろうとする姿勢の方が大事です。
例えば、
①発音は不得手だが、相手の英語が聞き取れなかったときにきちんと聞き返せる
②発音は上手だが、相手の英語が聞き取れなかったときに曖昧にしてしまう
を比べると、①の方が英語のコミュニケーション力は高いと判断されます。
しかしながら、発音学習も大事だとよく言われます。
それは一体なぜでしょうか?
発音の良し悪しが(英会話力の)第一印象を左右する
それは、発音の良し悪しが会話の継続可能性を大きく左右するから、と私は考えています。
発音について考えるとき、私はいつも、「自分が英語のネイティブスピーカーだったら?」と想像するようにしています。
発音が悪いということは、聞く側に負荷をかける=労力を使わせる、ということ。
シビアな話になりますが、他でよほどプラスの印象がない限り(もしくは友人関係が既に成立しているなど特殊な事情がない限り)、聞き取る労力を使ってまで話を継続したいと思う話者は少ないと思われます。
せっかくコミュニケーションを取りたいのに、発音が原因で話すら聞いてもらえなかったとしたら、とても悲しいですよね。
ただ、日本も含め各国、各地域に根付いた発音が存在するのも事実。
では、どんな発音を目指して発音学習をしていけば良いのでしょうか。
目指すべきは、「多くの人に聞き取ってもらえる発音」
英語学習の目的にもよりますが、「多くの人に聞き取ってもらえる発音」を目指すのが良いと思います。
正解はないのですが、私はいつも辞書に載っている発音記号を参考にしています。
いわゆる標準的な発音として記されており、発音チェックの際に役に立ちます。
とはいえ、自分の発音が良いのか悪いのか、一人で確認するのはやはり難しいです。
そういった場合には、英会話の先生を頼ってみると、他者の目線が入るためより効果的です。(私も、オンライン英会話の先生に発音矯正をしてもらっていました)
終わりに
今回は発音矯正の必要性をお伝えしました。
次回のブログでは、「大人になってからの発音矯正法」をもう少し詳しくお伝えします。
ぜひみなさんの発音矯正法も、レッスンやコメントなどでシェアしていただけると嬉しいです!
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