こんにちは!ワールドトーク講師の愛奈(Mana)です。
机に向かって勉強は向いてない!楽しみながら英語を学びたい!そんな方にはYoutubeやSNSで好きな海外配信者やインフルエンサーを見つけ、動画やポストを見ることを日課にすることがおすすめです。
できる限り楽しく英語に触れてほしい!ということでSNSでよく見かける英語を中心に紹介していきます。
“Karen” = 悪質なクレーマー
今日の単語は”Karen“.
インターネットスラングです。
Karen = 悪質なクレーマー
品詞は名詞です。
発音は”キャレン“が近いです。
使い方:
I don’t want to be a Karen. クレーマーにはなりたくない
Don’t be a Karen. クレーマーにならないで
I’m worried I was acting like a Karen. クレーマーみたいじゃ無かったか心配だ
Everyone could have a Karen moment. 誰にだってクレーマーみたいな時があるかもしれない
He’s such a Karen. あの男はクレーマーすぎる
解説:
私が初めてこの単語を見かけたのはInstagramでした。
コロナ禍で生まれたネットスラングのようです。
もともとはかなり具体的で
・中流階級の中年の白人の女性
・すぐに”speak to the manager(マネージャーを出せ)”と言ってくる
・自分勝手な要求が多い
このような人たちを”Karen“と呼ぶようになったそうです。
ただ、今では女性だけでなく男性にも使っているのを見かけるので、やっかいなクレーマー全体を指す言葉に代わっていったようです。
Karenの男性のバージョンは“Ken”や“male Karen”を使っている人もいました。
日本語だとカレンという響きは”可憐”のようにいいイメージがあると思いますが、英語では正反対のニュアンスになるんですね。
注意点:
例文から分かる通り、ポジティブな単語では無いので使う時は気をつけてくださいね。
ちなみに、Karen Geierという名前の作家は、自身のX(@karengeier)で「Karenというネットスラングは女性蔑視かつ階級差別に基づいてると思わないか?」という質問に対して、
“As the only Karen replying to you:
No. If you have a problem being called ‘a Karen’ then don’t be one?
I don’t call the police on people or ask to speak to the manager. Very simple!”
「(他にコメントしてる人はKarenって名前じゃないみたいだけど)本名がKarenの私としては、そうは思わないわ。
もし”Karen(クレーマー)”と呼ばれるのが嫌なら、Karenにならなければいいんじゃない?
私は他の人に対して警察を呼んだり、マネージャーを出せと言ったりしないわ。簡単なことでしょ」
と返信したそうです。So coolですね!
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