私たちにとって身近な「チョコレート」ですが、実際のネイティブ発音は日本語のカタカナ発音とは少し異なります。では具体的にどのようなところに注意すれば良いのでしょうか?
この記事では、 「chocolate」の正しい発音や、チョコレートにまつわる英会話フレーズをご紹介いたします。
また、 世界のチョコレート文化や種類の英語表現についてもご紹介するので、チョコレートに関する英語知識がぐっと深まりますよ。
チョコレートって英語で?発音もチェック!
「チョコレート」は英語で何と言うか知っていますか?多くの人がすぐに「chocolate」と答えられるでしょう。でも、実は英語の発音はカタカナの「チョコレート」とは少し異なります。
「チョコレート」の英語表記と発音は?

チョコレートの英語表記は “chocolate” です。
しかし、日本語の「チョコレート」と英語の “chocolate” では発音の仕方が異なります。例えば、カタカナでは「チョコ・レー・ト」と3音節で発音することが多いですが、英語では 2音節 で発音されるのが一般的です。「チョコレート」ではなく、実際の発音は 「チョクリット」 に近いです。
- アメリカ英語: /ˈtʃɑː.kəlɪt/ または /ˈtʃɔː.klət/
- イギリス英語: /ˈtʃɒk.lɪt/
カタカナ発音との違い
日本語の「チョコレート」と英語の “chocolate” では、次の3つの違いがあります。
- 「チョ」の発音が短い
→ 「チョッ」と短めに発音する - 「コ」がほぼ「ク」に聞こえる
→ 「コ」よりも「ク」に近い音にする - 「レート」ではなく「リット」
→ 最後の「-late」は「レート」ではなく「lit(リット)」のように短く発音される
ネイティブ発音に近づけるコツ
「chocolate」をネイティブっぽく発音するための簡単なコツを紹介します。
- 音を短く切る
×チョコレート → ◎チョクリット のように短く発音しましょう。 - 「t」の音を意識する
アメリカ英語では「t」が弱くなり、「チョクリット(choc-lit)」のように聞こえることが多いです。

チョコレート」の種類を英語で言ってみよう!
チョコレートにはさまざまな種類がありますが、代表的なものは次の3つです。
ミルクチョコレート(Milk Chocolate)
ミルクチョコレートは、カカオに ミルクや砂糖を加えて作られる甘いチョコレート。口当たりがなめらかで、世界中で人気があります。スーパーやコンビニでよく見かける一般的なチョコレートも、ほとんどがミルクチョコレートです。
・ミルクチョコレートは甘くてクリーミーです。
Milk chocolate is sweet and creamy.
・ミルクチョコレートは子どもから大人まで人気の味です。
Milk chocolate is popular among both children and adults.

ダークチョコレート(Dark Chocolate)
ダークチョコレートは、 カカオの含有量が多く、砂糖やミルクが少なめ なので、ビターな味わいが特徴です。健康効果があると言われており、カカオ70%以上のものはポリフェノールが豊富に含まれています。
・ダークチョコレートはほろ苦い味わいです。
Dark chocolate has a bittersweet taste.
・カカオの風味が強いのでダークチョコレートが好きです。
I like dark chocolate for its strong cocoa flavor.
・ダークチョコレートは最近健康志向の人に人気です。
Dark chocolate has recently become popular among the health-conscious people.
ホワイトチョコレート(White Chocolate)
ホワイトチョコレートは、 カカオバターに砂糖やミルクを加えて作られる ため、見た目が白く、甘さが際立っています。カカオマスを含まないため、厳密には「チョコレートではない」と言われることもあります。
・ホワイトチョコレートはとても甘く、口溶けがなめらかです。
White chocolate is very sweet and melts smoothly in your mouth.
・ホワイトチョコレートには、バニラのような風味がある。
White chocolate tastes like vanilla.

チョコレートにまつわる英会話フレーズ集
チョコレートに関する英語フレーズを覚えて、実際の会話で使ってみましょう!
「ミルクチョコレートが好き」「ダークチョコレートは苦いけどおいしい」など、チョコレートについて英語で話せると、海外でも会話が広がります!
日常会話で使える表現
・このチョコレート、おいしいね!
This chocolate is delicious!
・ダークチョコとミルクチョコ、どっちが好き?
Do you prefer dark chocolate or milk chocolate?
・チョコレートが止まらない!
I can’t stop eating chocolate!
・ダイエット中なのでチョコレートを控えるようにしています。
I am on a diet so I try to avoid chocolate.
チョコレートをプレゼントする時の英語フレーズ
・チョコレートを買ってきたよ!
I bought some chocolates!
・チョコレートの詰め合わせをどうぞ。
Enjoy the assorted chocolates.
・あなたがチョコレート好きだといいな!
I hope you like chocolate!

海外のチョコレート文化も学ぼう!
チョコレートは世界中で愛されており、国によって食べ方や人気の種類が異なります。ここでは、代表的なチョコレート文化をいくつか紹介します。情報を少し知っておくと会話の内容が広がるかもしれません。
スイス「高品質なチョコレートの本場」
スイスは 高級チョコレートの本場 として有名で、世界で最もチョコレートを消費する国の一つです。特に「ミルクチョコレート」はスイスで発展し、世界中に広まりました。日本でも有名なLindtはスイスのブランドです。
📌 スイスのチョコレート文化の特徴:
- 高級ブランド(Lindt, Toblerone など)が多い
- 口どけの良いミルクチョコレートが有名
- チョコレート工場見学が人気
ベルギー 「プラリネ発祥の地」
ベルギーは、職人が作るチョコレート(ベルギーチョコ)が有名 で、「プラリネ(ナッツやクリーム入りチョコレート)」の発祥地でもあります。お土産としても人気です。お馴染みのGODIVAはベルギーのブランドです。
📌 ベルギーのチョコレート文化の特徴:
- 有名ブランド(Godiva, Leonidas, Neuhaus など)が多い
- 手作りのボンボンショコラが人気
- 高カカオのチョコレートが多い
アメリカ「ポップで楽しいチョコ文化」
アメリカのチョコレートは、カジュアルで手軽に楽しめるものが多い のが特徴です。M&M’s や Hershey’s など、子どもから大人まで親しまれています。
📌 アメリカのチョコレート文化の特徴:
- スナック感覚で楽しめるチョコレートが多い
- ピーナッツバター入りの「Reese’s」などが人気
- バレンタインにはチョコと一緒にカードを贈る習慣がある
フランス「芸術のようなショコラ」
フランスのチョコレートは、洗練された味わいと美しい見た目が特徴 で、高級ショコラティエが多く存在します。カカオの風味を生かした大人向けのチョコが人気です。
📌 フランスのチョコレート文化の特徴:
- 高級ショコラ専門店が多い(Jean-Paul Hévin, Pierre Marcolini など)
- フォンダンショコラが有名
- 砂糖を抑えたビターなチョコが人気

ワールドトークでカタカナ英語を卒業しよう!
チョコレートにまつわる英語をご紹介いたしました。英語がそのままカタカナになっているので、chocolate(チョコレート)の英訳に迷うことはありませんよね。一方で、発音に注意する必要があります。
ワールドトークの先生は日本人がメインです。だから、日本人が苦手とする発音の仕方や口の動き方について、しっかり教えてくれますよ。カタカナ英語を卒業するには日本人講師がおすすめ。ぜひ発音矯正にワールドトークを活用してみてくださいね。

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