最近、 “Emily in Paris»というドラマにはまっています。
私の日本語の生徒である、フランス人の若者ルイ君のこの一言が、私をこの世界に引き込みました。
『内容はありきたりであほらしいけど、パリが舞台で、アメリカ人視点で描かれているフランス人がおもしろおかしくて、つっこみどころ満載で、結局最後まで見ちゃった。』
ドラマの中のフランス人は、下ネタづき、チャラ男、仕事にあまり熱心じゃなくて・・・と、ルイ君をはじめ多くのフランス人が反発を感じたちょっと偏見に満ちた”ステレオタイプ”のフランス人が描かれている感はあります。
ステレオタイプって、なんだか日本人が勝手に発明した適当カタカナ日本語っぽいですが、これ、れっきとした英語 a stereotype で、あるものに対して一般的に思われているイメ-ジを表現するときに使います。
例えば、巷で考えられている典型的なフランス人のイメ-ジなら、
Holding a baguette and wearing a beret are examples of French sterotypes.
Being amazing lovers is an expale of French sterotype.
エミリ-はシカゴから意気揚々とパリに赴任してきたのですが、フランス語を一言も話せません。それが原因でフランス人の同僚から最初鼻つまみ扱いをされます。例えば、お昼に誘っても
I have a previous engagement.
と丁重にお断りされ、その断った人が他の同僚3人と一緒に、楽しそうにお昼を食べている姿を見てエミリ-は凹みます。
これが今日の大事な一言です。 「先約があるの、ごめんなさい。」 これ、日本語でも使いますよね。
外交的で、中立的な便利なお断りセリフです。ちょっと距離を置いた感じなので、ビジネスシ-ンでも使えます。
previousはprior に、 engagementは appointmentに置き換え可能です。
もし、このセリフの前に、I’d love to but …などがあったら、申し訳ない感があるのでエミリ-も凹まなかったかもですね。
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