すきま英語

多言語話者は英語で何という?

私を含め、このサイトに来ている人は、みんな言語が大好き、多言語話者になるため日々精進していると思います。
この多言語話者、操れる言語の数によって

単一言語話者はMonolingul
2言語話者はBilingual
3言語話者はTrilingual
4ヶ国語以上の多言話者になるとMultilingual / Polyglotと呼ばれていきます。
(Plurilingualという言葉もありますが、一般的には使われていないと思います。 ) 

Polyglot以外の言葉には全て、舌や言葉という意味を表す« lingua »を含む lingualが含まれていますが、それは
これらの言葉が全てラテン語から派生していることによります。

ラテン語ではmonoは1つを、biは2つを、triは3つを、 multiは複数を表しているので、数を表す接頭語+言葉で、いくつの言葉を話す人みたいな意味になっている優れモノの英単語です。

一人ぼっちのPolyglotは古代ギリシャ語から派生していて、”多い”という意味の πολύς(ポリュス)+ 舌や言葉 を意味するγλῶττα(グロッタ)またはγλῶσσα(グロッサ)= 多重言語話者です。
PolyglotのほうがMultilingualよりかしこまった印象を与えます。

Multilingual / Polyglotは4か国語以上の話者に使われることが多いですが、ある辞典では、2言語以上を話す人をMultilingual と定義されていました。

多言語話者がものを書くとき、スペルに要注意です。
例えば英仏話者の場合、
director (英) – directeur (仏)
music (英) – musique (仏)
official (英) – officiel / officielle (仏)
address (英)– adresse (仏)
ね、まぎらわしいでしょう。

でもこんなことに負けず、頭すっきり、Multilingual / Polyglotを目指してみんな、一緒にがんばろう。

〘おまけ〙バイリンギャルっていう言葉知っていますか?今では死後でしょうか?
バブル期に生まれたこの言葉、Bilingual + gal(英語のgirlの俗語)から生まれた適当カタカナ日本語です。

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Masami
英語磨きのヒントや、おすすめ教材&学習法を英語大好き人間の皆さんにお届けしていこうと思います。 また、現在住んでいるフランスを中心に、海外生活、海外風景、海外食文化も発信していくつもりです。 長い海外生活で感じたり、見たりした ”お国が変われば、人間気質も、美意識も、食文化も違う” 、そんな文化比較論みたいなことにも触れてみたいと思います。

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