時々「スコットランドは国ですか??」という質問をいただきます。簡単に言うと、一般的に言う国ではないですが国のような面もあります。
国名「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」にある通り、イギリスは
🌍グレート・ブリテン島のイングランド、スコットランド、ウェールズ
🌍アイルランド島の北アイルランド
という4つの国の連合です。
成り立ちには歴史的背景があり、いまだにお店の営業時間、医療、不動産など引っ越しや移動の際に知っておきたい違いも。
スコットランドとイギリスの首都ロンドンがあるイングランドを比較して、これまで面白いと感じたことのうち2点をご紹介します!
(写真:ニュー・ラナーク、スコットランド)
❶義務教育📚
イングランドには「ナショナル・カリキュラム」、スコットランドには「カリキュラム・フォー・エクセランス」という国家指針があり、義務教育の期間、内容、試験、学業資格など全体的に違います。例えば…
🏫イングランド
期間:5~18歳、16歳以降はセカンダリ以外の選択肢も可能
学年:レセプション+プライマリ、セカンダリ*を通して1~13年生
資格:GCSE, AS-Levels, A-Levels 等
🏫スコットランド
期間:5~16歳、16歳以降のセカンダリ継続は個々の進路次第
学年:プライマリ1~7年生+セカンダリ1~6年生
資格:National 5, Higher, Advanced Higher 等
*レセプションはプライマリ準備の1年。
プライマリ・スクールは4歳半~11歳、セカンダリ・スクールは11~18歳が通う学校。
📝イギリスの就学年齢は5歳で、4歳半の場合は5歳半まで待つこともできます。
ややこしいです😅会話で他所の資格や学年が出る時はだいたい換算します🧮
(写真:エディンバラ城からの夜景、スコットランド)
❷独自の紙幣がある💷
スコットランドでも通貨単位ポンドと硬貨は同じです。イギリス紙幣も使えますが
🏦ロイヤルバンク・オブ・スコットランド
🏦スコットランド銀行
🏦クライズデール銀行
というスコットランドの銀行が発行する紙幣が主に流通しています。なので種類が豊富です。
法的には基本イギリスのどこでも使えることになっていますが、イングランドで使おうとして驚かれてから国内旅行前も両替するようになりました😂
📝日本で入手・両替できるのはイングランド銀行発行の紙幣のみです。
(写真:スコットランド3銀行の10ポンド紙幣)
・・・・・
スコットランド、ウェールズ、北アイルランドにはケルト系の言語や文化もあって、個性とイギリスらしさ両方を味わえます🎻♪
観光アイデアとしてもおすすめです!
\ ワールドトークでいっこ先生のレッスンを受けられます! /