Hi there!! みなさんこんにちは!
成人の皆さん、改めましておめでとうございます。
人生の門出ですね。今年成人される方々は歴史的大転換期に成人されています。
2022年の4月から、日本の成人は20歳から18歳に引き下げられるからです。
なので、今年は20歳成人組と18歳成人組が入り混じる類まれなる1年です。
私が留学していたカナダは州により、18歳か19歳で成人扱いです。バーに行ってお酒も飲めますし、クラブにも行けるようになります。
当時19歳の誕生日に友人たちが記念にと生まれて初めてクラブに連れて行ってくれたことを思い出します。ワクワクな1日でしたが、帰宅すると自宅トイレが謎の爆発を起こしており、ルームメイトと大掃除に奔走したてんやわんやな1日を思い出します。(誕生日に便所爆発する人間って地球上に他にいるんでしょうか…)
ちなみに、日本の場合はカナダの成人とは異なり、18歳成人扱いでもお酒は20歳からです。
私は下戸なので、お酒が飲める人はなんだか恰好良いなと思っています。
成人の皆さん、何卒ほどほどに楽しんでくださいね。
さて、成人式の話に戻します。コロナ騒動が驚くほど長期化してしまい、大変な時期に大人になる皆さんをみていますと、人類史上稀な困難な時期にちょうどぶつかってしまったと、正直感じます。
しかしながらニュースを通じて皆さんの晴れやかなお姿を拝見し、心には思うことは色々あるかとは思いますが、それでも前向きに世のため人のために精いっぱい生きていきたいと話されている様子を見て、胸が熱くなりました。
世の中はコロナを通して相当変化したと思いますし、元通りになること、元通りにならずに変化することの両方があるはずです。
なんとなく生きていられた時代から、
『今自分は生きていて、とてもハードな歴史的瞬間に直面している』
と実感するような、良くも悪くも『命』を痛烈に感じる時代をあなた方は生きることになります。
雑踏の中、顔に出すことを美徳としない私たち日本人が交差点を行き交うと、その無数の無表情のお面たちが、気合を入れてきたあなたを不安にさせることもあるでしょう。
優しく自立心旺盛なあなたはきっと、何かに悩んでいても、
「こんなことで悩んでいる自分はみっともない。自分で解決しないと」
と、ますます抱え込んでしまうかもしれません。
これからの時代は、昭和や平成とはまた異なるストレスのかわし方が要ると思います。あなた方が生まれる前の時代は「男だから泣くな」「人前で泣くなんて」などど、感情の一部を恥じたり、また、性別で感情表現の一部を制限することなどがまだ普通にあった時代でした。そして10年ひと昔、という言葉もありました。そして世代によってはこの感覚を未だに引き摺って若いあなた方にぶつけてくる人達もいると思います。
でも、今はどうでしょうか。科学技術が進歩し、情報が個人単位で発信できる世の中になり、一人一人が好きな情報を瞬時に入手できる時代になりました。そのため、『3か月ひと昔』くらいで、色々ガラッと変わるスピード感が半端ない時代です。
親御さんや目上の人の経験談は大変参考になりますが、3か月ひと昔の爆速現代では、時としてその情報が古くなっていて現代社会を生きるあなたにはうまく当てはまらない事だってたくさん出てきます。
また、同じ事柄への解釈も解説をする人のバイアスがかかるものですから、誰の話を参考にするのか、そしてどこまでを参考にして自分の最終判断とするのかも、毎日取捨選択の連続です。
でも、不思議なものであなたが悩んでいっぱい考えて下した決断は、周りと一時的軋轢を生むこともあるかもしれませんが、長い目で見ると、吉と出るか否かも含め、あなた自身があなたの人生を主役として生きる上での審美眼を磨く絶好の修行です。
上手くいけばよし、うまくいかなければ徹底的にその事柄を掘り下げて考察しましょう。
辛くなったら泣いて良いのです。思いっきり泣いて、時間が解決してくれる事もたくさんあります。
数年後のあなたはなぜその時何に対して悩んでいたのかも覚えていないはずです。
私は元来『お鈍』(鈍くさい)なので、毎日自分でも呆れるようなミスをします。良かれと思ったことで人を傷つけてしまうこともあります。でも良くも悪くもすべて表情にでてしまうので、心に溜めこんでおくことが出来ません。だからこそ、周りの親切な人たちが要領の悪い私の辛そうな様子を見て、
「今キャパオーバーそうだからちょっと手伝ってやるか」
と助けてくれましたし、心の支えになってくれたりもしました。
私のようなぼーっとした人間はもっと反省すべきでしょうが、あなたがたはこれから大人としての経験を積むスタートラインにようやく立ったばかりなのですから、たくさんミスをすること前提で、精いっぱい全力でぶつかってほしいと思います。
教えて貰った事はメモを取り、それでもわからなければ何度も頭を下げて聞けばよいのです。
そこで、
「前にも言いましたよね」
と厭味ったらしく言ってくる先輩がいたら、年齢が上でも教えるスキルと忍耐がまだ足りていない精神年齢未成年の方ですので、うまいことほめちぎってあなたの方が相手をおおめに見てあげてください。大体の場合は、こちらがバカになることでうまいこと収まります。
せっかく成人になったのですから、まずは自分で挑戦してみる事が大切ですが、雑踏の中の無表情のお面をかぶっている人達の中には、困っているあなたを何かしらの形で手助けしたがっている人もいるものです。
相手をよく選んで気持ちを打ち明けて、【今】この瞬間に一番必要なあなただけの答えを自分で納得して見つけて行ってください。
そして、周りと異なる人生を恐れないでください。年齢、職業、社会的ステータスのような【包装紙ではなく、あなたの心が熱くなる生き方】をして欲しいと思います。あなたという精神性で勝負するのです。
親御さんと意見が合わない事もあると思います。でも、親御さんはあなたが好きな事をしてやりたいように生き、幸せになってくれたら、それが一番幸せな事だと心の奥底では思ってくれているはずです。あなたが無事に生きていてくれることが唯一かつ最高の親孝行です。
あなたが長年かけて幸せに生きている様子を大切な方々に見せてあげてください。すでに天国に行ってしまった大切な人も、きっと見えなくても応援してくれていると、私は思って日々生きています。
私はこの『すきま英語』でほそぼそと今後も記事を書いています。英語学習者の方が勉強に疲れた時に覗くと、へなへなと力が抜けてしまうような、『この人は』と思わず呆れて笑ってしまうような記事を書いています。
他の先生方の素晴らしい英語知識の記事はあなたの語学に潤いを与えてくれますし、気持ちをその都度リフレッシュしてくれるはずです。
頑張りすぎず、辛くなったら、日本のどこかにいる鈍くさい私を思い出してください。私でもどうにかやれているのですら、あなたなら大丈夫です。
『すきま英語』で、あなたが昼休憩や通勤通学電車の中、遊びに来てくれるのをいつも楽しみにお待ちしています。
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