皆さま、
日本に造詣の深い外国籍の方に文化を伝える時、どのようにされていますか?
私はいつも相当な四苦八苦ぶりです。
先日、偶然立ち寄った神社で、茅の輪が設置されていました。(写真)
ちょうど6月30日。夏越の祓(なごしのはらえ)、と呼ばれる儀式が行われていました。
12月から6月までの邪気を払い、また半年を無病息災で過ごせますようにという儀式なのだそうですが、お恥ずかしいことに、私は知りませんでした…。
数日後、カナダ国籍の知り合いにこの行事について説明をしたのですが…。
困難を極めました(笑)
まず、この茅の輪が何で出来ているのか、という出だしで躓きます。
原料は「竹」「茅」なのですが、「bamboo」「…」。
仕方ないので、「Do you know “Kayabuki-Yane”?」
…英会話講師とは思えぬ質問を繰り出す私。
色々考えた彼女は、「sprout(新芽)」という単語を出してきました。
…なんだかちょっと違う気もするけど、「Oh,Yes.」と答えます。
そのまま、
何でそんな輪っかを作るのだ
それをくぐるというのは、どういう意味なのだ
全国の神社で恒例行事になっているのか
2022年、半年分の邪気を払った良い気分で、つい、と軽い気持ちで話したがためのこの始末。
その後「Maybe」連発で、会話は終了。
まだまだジャパンを知らないのだ、と深く反省です。