英語をしゃべっていて、「あれ、今の単語まちがえてる?」と思い始めると
なんだか気になって楽しくなくなってしまう。
そんなことありませんか。
英会話ビギナーにとってややこしいのが
interesting(興味深い)とかexciting(わくわくするような)とか。
ときどき、interestedになったりしますものね。
confusing(ややこしい)とconfused(混乱して)も本当にconfusing!
今回は中級者でも会話では意外と間違えることがある、
「動詞から生まれた形容詞」。
動詞のing形(現在分詞)と動詞の過去分詞は
どちらも名詞を修飾する働きがありますね。
例えばinterestingとinterested。
もとはinterestという動詞で、
「興味を持たせる、関心を持たせる」の意があります。
で、interestingとinterestedどちらを使えばいいの?とあいまいな方は
今日でその悩みとおさらばしてください!
interestのように、人の気持ちに影響を与える動詞は
ingを付けるとそのパワーがこっちに向かって発散されます。
まずは例文から・・・
①This book is interesting.
興味をわかせるパワーが本から出ているよ!
➡この本は面白い
②The movie was exciting.
わくわくさせるパワーが映画から出ているよ!
➡その映画はわくわくしたよ。
③This math problem is confusing.
confuseは「混乱させる」という動詞。混乱パワーがさく裂!
➡この算数の問題はややこしいね。
④That museum was boring.
bore(退屈させる)嫌なパワーが出ている・・・
➡あの博物館は退屈だった。
・・・ここまではよしよし、ですね。
全部モノが主語ですから。
でも、人が主語でも「アリ」です。
①My husband is interesting.
私の夫は面白い(人なのよ)。
②Her boyfriend is exciting.
彼女のボーイフレンドは活気がある(人物です)。
③My teacher is boring.
私の先生は退屈(な人)だ。
あれ?でも人が主語だとinterestedとか
過去分詞になるんじゃない?と思いましたか。
「人が主語だから」過去分詞になっているわけではありません。
主語になっている人物が「影響を受ける側」の時は過去分詞になります。
「受け身(受動態)」と同じ発想です。
①My husband is interested in history.
興味を引かせるパワーを出しているのはhistoryのほう。my husbandはそのパワーに「やられている!」(受け身)
➡私の夫は歴史に興味がある。
②Her boyfriend is excited about his success.
わくわく(うきうき)パワーを出しているのはsuccessの方。boyfriendはそのパワーに「やられている!」
➡彼女のボーイフレンドは自分の成功でうきうきしている。
どちらかわからなくなったら、
ingがついている方は積極的で、そこから何かしらパワーがでている!
とイメージしてみてください。
今回は教科書に出てきそうな表現がたくさんでしたが、
amazing(驚くような), annoying(うんざりするような)などなど
使えると楽しい表現はたくさんあります。
面白い表現を見つけたらぜひレッスンでも教えて下さいね!
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