英語の漫才が好きなパンダ先生です。
漫才をネタに、英語を学んでいただけたら。と思って書いたのが「アメリカの漫才」シリーズ。
今回は、アメリカの漫才コンビ「バラッツ&ベレタ」について。
英語の漫才について
漫才は英語で「double act(ダブル・アクト)」。ダブル・アクトとは、二人のコメディアンが一つのコメディをパフォーマンスすることです。
ダブル・アクトを演じるパフォーマーのことを、「comedy duo(コメディ・デュオ)」と言います。ダブル・アクトでも通じます。
ダブル・アクトのルーツは、イギリスのミュージックホールやアメリカのヴォードヴィル。
ということもあり、ダブル・アクトは、日本の漫才より演劇の風味が強めです。(漫才は「日本のダブル・アクト」とされます。)
代表的なダブル・アクトが、ローレル&ハーディ(Laurel and Hardy)。イギリスのスタン・ローレルと、アメリカのオリヴァー・ハーディのコンビです。
余談ですが、映画「ラッシュアワー」のジャッキー・チェンとクリス・タッカーも、ダブル・アクトに該当します。
ボケとツッコミ
日本の漫才同様、ダブル・アクトにもボケ役とツッコミ役があります。ボケ役を「the funny man」、ツッコミ役を「the straight man」と言います。
厳密には、「ツッコミ役」より「マトモ役」といったニュアンス。
重要なのが、セットアップ(setup)とパンチライン(punchline)。セットアップは設定(フリ)、パンチラインは結果(オチ)のことです。
セットアップとパンチラインで構成された話が、ジョーク(joke)。これについては、英語圏の主流コメディ「スタンダップコメディ」がわかりやすいです。
バラッツ&ベレタ
バラッツ&ベレタ(Barats and Bereta)は、アメリカの漫才コンビ。バラッツ(Luke Pierre Barats/左)がツッコミ、ベレタ(Joseph Daniel Bereta/右)がボケです。
アメリカの日常生活にまつわるコント(sketch)が面白いです。
単語のおさらい
- double act:漫才、漫才コンビ
- comedy duo:漫才コンビ
- the funny man:ボケ役
- the straight man:ツッコミ役
- setup:フリ
- punchline:オチ
- joke:フリとオチのある笑い話
- sketch:コント
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