英語で”Thank you!”と感謝の言葉を述べられた際、どう英語で返答すれば良いかご存知ですか?
“You’re welcome.”や”No problem.”など、「どういたしまして」を意味する英語表現はたくさんありますが、それぞれに適したシーンがあります。
そこで今回は、「どういたしまして」を意味する英語表現と、表現の使い方が分かる例文をご紹介します。
いつも同じフレーズばかり使っている方は、いろいろな表現を覚えて、英語の表現力の幅を広げましょう。
「どういたしまして」は英語でどう言う?英語表現と使える例文を紹介!
ここでは、「どういたしまして」と言いたい際に活用できる英語表現をご紹介します。
You’re welcome.
英語で「どういたしまして」を意味するフレーズといえば、【You’re welcome.】です。
他人から感謝された際に、その感謝の気持ちに対して礼を述べるために用いられます。
また、【You’re welcome.】はカジュアルなシーンからビジネスシーンまで、さまざまな場面で使える表現です。
【例文】
- Thank you for the gift. (プレゼントをありがとう。)
You’re welcome!(どういたしまして!) - Thanks for helping me with my homework. (宿題を手伝ってくれてありがとう。)
You’re welcome!(どういたしまして!)
フォーマルなシーンでなるべく丁寧な表現を使いたい場合は、”You’re most welcome.”や”You’re more than welcome.”といった表現を使ってみましょう。
No problem.
【No problem.】は「どういたしまして」や「問題ありません」という意味で使われる英語表現。
カジュアルなシーンで相手を気遣いたい際に、ぜひ使っていただきたい表現です。
この表現はアメリカでよく使われる表現であることも、ぜひ覚えておきましょう。
【例文】
- A: Thank you for waiting for me.
(待っていてくれてありがとう。)
B: No problem, I had some free time.
(どういたしまして、暇だったから問題ありません。) - A: Thank you for covering my shift at work.
(仕事のシフトを代わってくれてありがとう。)
B: No problem, I was happy to help.
(どういたしまして、手伝えてうれしかったです。)
Anytime
Anytimeは、「どういたしまして」や「いつでも」という意味で使われる英語の表現です。
この表現は、他人から感謝の言葉やお願いされた際に、自分がいつでもその要求やお願いに応じることができることを示すために使用されます。
また、この表現もカジュアルなシーンに適した表現です。
友人や同僚などと英語で話す際に、ぜひ使ってみてください。
【例文】
- A: Thank you for helping me with the project.
(プロジェクトの手伝いをしてくれてありがとう。)
B: Anytime! I’m always here to assist you.
(どういたしまして!いつでも手助けしますよ。) - A: Thank you for lending me your car.
(車を貸してくれてありがとう。)
B: Anytime! Feel free to ask if you need it again.
(どういたしまして!もしまた必要なら遠慮せずに頼んでください。)
No worries.
【No worries.】は、「どういたしまして」や「心配いりません」という意味で使われる英語の表現で、カジュアルな場面で使いたいフレーズです。
イギリスやオーストラリアでよく使われる表現としても知られています。
【例文】
- A: Thanks for picking up groceries for me.
- (食料品を買ってきてくれてありがとう。)
- B: No worries, I was heading to the store anyway.
- (どういたしまして、ちょうど店に向かっていたんですよ。)
- A: Thanks for waiting for me at the restaurant.
- (レストランで待っていてくれてありがとう。
- B: No worries, I arrived early and enjoyed the atmosphere.
- (どういたしまして、私は早く着いて雰囲気を楽しんでいました。)
なお、【No worries.】は感謝を述べられた際に使えるほか、謝罪されたときに「気にしないで」という意味で使えたり、誰かに何かを依頼されたときに、「もちろん」と返答したい場合にも活用できますので、ぜひセットで覚えておきましょう。
It’s my pleasure.
【It’s my pleasure.】は、相手の要求や感謝に対して、自分が喜んでそれを行うことを示す表現です。
またこの表現は、丁寧で礼儀正しいコミュニケーションをする際によく使われます。
フォーマルなシーンで「どういたしまして」と言いたい際に、このフレーズを使ってみてください。
【例文】
- A: Thank you for helping me with my presentation.
(プレゼンテーションの手伝いをしてくれてありがとう。)
B: It’s my pleasure. I’m glad I could assist you.
(どういたしまして。お手伝いできてうれしかったです。) - A: I really appreciate your guidance.
- (ご指導に本当に感謝しています。)
- B: It’s my pleasure to help you. I’m happy to share my knowledge.
- (どういたしまして、お手伝いできてうれしいです。自分の知識を共有することが喜びです。)
Don’t mention it.
【Don’t mention it.】は相手の感謝や謝罪に対して、自分はそれを問題にせず、気にしないことを示す表現です。
このフレーズを述べることで、相手に対して謙虚な態度を示すことができます。
【Don’t mention it.】はカジュアルなシーンからビジネスシーンまで使える便利な表現ですので、ぜひ覚えておいてください。
【例文】
- A: Thank you for inviting me to your party.
(パーティーに招待してくれてありがとう。)
B: Don’t mention it, I’m glad you could make it.
(どういたしまして、来てくれてうれしいよ。) - A: Thank you for sharing the important report with me.
(大切なレポートを私と共有してくれてありがとう。)
B: Don’t mention it.
(どういたしまして。)
「どういたしまして」を意味するいろいろな英語表現を覚えて、英会話力を向上させよう!
この記事では、「どういたしまして」と伝えたい際に使える英語での表現と例文を紹介しました。
それぞれの表現を学ぶと共に、各表現を使うのに適したシーンもセットで覚えて、場面に合わせていろいろな表現を使いこなしてみてください。
例文も参考にしつつ、状況に合わせて単語を入れ替えるなどし、英語でのお礼に対してきちんと返答できるようになりましょう。
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