今回は音声学的観点からと付け焼き刃的だが点数アップに即効性がある方法を伝授しましょう🥳
Hi there! みなさんこんにちは!
10月13日の記事で、英検の中でもとりわけ準1級、1級の二次面接において何故か落とされてしまう人の残念な特徴について問題提起をしました🤔
私と長年オンライン授業で学ばれてきている生徒さんは皆さん自然と抑揚ある話し方に変わってきますので、一次試験突破後は自然と二次試験も合格されていく流れになっていきますが、
これまで新規の生徒さんで、
一次試験までは自力で合格されて、二次試験も自力で対策をしてみたものの、うまくいかずに一次試験免除期間が残すところラスト1回という崖っぷちの状況で駆け込んでこられた方が何名かいらっしゃいます。
その方々は皆さん勉強上手で一次試験も結構余裕で合格されていたりなど、勉強慣れされている印象にも関わらず、なぜ面接となると、うまくいかなくなってしまうのか?
まだご覧になっていない方は、こちらの記事からぜひご覧ください🤓👇
イントネーションなしの英語はたとえ文法上正しく話していても相手にきちんと伝わっていない
長くなるので今回はイントネーションについて特化して解説していきます。
前回の記事でいろいろ問題提起しており、それぞれ個別の問題に思われがちですが、全て繋がっている根深い問題です。
その中でもイントネーション問題は、声の小ささと同じく一朝一夕では改善されないため、普段の自主練習の時から相当意識しなければなりません。
新規生徒さんの中で、一次試験までは余裕で自力で合格され、二次試験が自力ではなかなか振るわず、一次試験免除のまま受験できる回数が残すところあと1回のところでギリギリ駆け込んでこられた方々の共通の特徴を挙げますと
✅スピーチ内容はよく出来ている
✅しかしながら、棒読み
✅英語はスピード命と思っているのか、とりあえず早口言葉のように速く、カンマピリオドが存在するであろう箇所も息継ぎなしで続けてしまい、中途半端なセリフの途中で停止してしまう
👆このような特徴が1つないし複数当てはまっていることが分かってきました😅
こちらも面接まであと2週間ないような切羽詰まった状態でこられると、出来ることが限られてきますから、どうしても要求が多くなってしまいます🤔
課題も凄まじく出しますし、週5でレッスン取ってもらうとか、ご本人も相当大変なスケジュールになってきますので、
『面接はプロと一緒に練習しておきたいな』
という方は、英検の受験を考えられた時点で、早めにゆるーくご受講されて、一次試験と二次試験の両方に対策し、面接のコツを無理なく楽しみながら掴むようにしましょう😅
試験勉強って本当は苦痛にならないようにマネージメントすることが勉強そのもの以上に大事なんですね😅
特に英検のコンテンツは、普通に読んでも内容的に面白いので時間がないが故に単純作業化してしてしまうのは非常にもったいないです😊
勉強のスケジュールが余裕をもって組まれていないと心が折れてしまって、大好きだった英語が嫌になってしまうこともあります。せっかく興味関心があって始められたことなのに、それでは本末転倒です😭
結局、その週5で必死にやった生徒さんは最終的に1級に受かりましたが、私の指導以上に生徒さんご本人の血の滲むような努力が大きかったように思います🤔
スピーチの内容はほぼ仕上がっていましたから、あとは話し方の部分でした😙
私も受かってもらわないといけないので必死ですからタイムリミットまで数日間、厳しく指導しましたし、出来ていない部分はシビアに指摘しましたので、
生徒さんからしたらダメ出しの嵐でなかなかタフな内容だったと思いますが(注:普段ここまでスパルタにはやっていません)
彼は素直に一つ一つ受け止められて、翌日の授業では相当気をつけてスピーチされていましたから。仕事の合間にずっと練習していたそうです。
講師と生徒間の相性もあったと思います。こちらを完全に信頼してくれていました。講師としてすごくありがたかったです。二人三脚が完璧にできていました。
ここまで究極な状況にならないように…ご受講を検討されている場合は、お早めにお越しください🥳
無理のないスケジュールで一緒に楽しく進めましょう😉
さて、いよいよ✅マークの項目が面接にどのように影響してくるのかを解説していきます🤓
まずは、日本語と英語の言語レベルでの違いを把握しなければなりません。
スピーチ内容がよく出来ているという点は、間違いなく面接においてプラスになるのですが、いかんせん、棒読みや早口はなぜ面接において悪影響にしかならないのかを知ることです😊
ちょうどタイムリーに英語の抑揚に関する記事を書いておりましたので、こちらをご覧ください😉普段からの自主トレ方法も紹介しています🥳
日本語にはない、音そのものの強弱の世界が英語にはあるのです😲👇
上記の記事には書いていない、英検という試験に特化したその他の要因もありますので、以下に書き記します🥳👇
準1級、1級を狙いに行く人は、さらに自主トレが必要😙
上記の記事を読んでいただくと、英語は抑揚の高低だけでなく、音の強弱があることがわかって頂けると思います😉
要は、パワータイプの言語なんですね。
ですから、日本語のように強弱のない世界観で、いくらそのまま英語を話していても、面接官からすると違和感を感じてしまって減点対象となってしまいます🤔
強弱もない状態で、速度だけある話し方をしても『英語っぽく』聞こえないのです。
英語っぽく聞こえないということは、発音という観点から試験では減点されてしまいます😅
変なところの息継ぎも、例えばですが、極端な話、日本語を以下のように息継ぎしている外国人がいたとしましょう。👇
「私は死刑制度はやめるべ、きだと思っていま、す」
「それに、は理由が3、つありま、す」
こんな感じで、やはり不自然に聞こえてしまいますね。これと同じことがまさに英語でも起きているということです🫢
英語の場合は強く発音する箇所は、そのように相手も予想して聞く時に身構えているので、強く発音すべきところで強く発音しなければ、聞いているネイティブはなんだか肩透かしを食らったような印象を持ちます。
それであれば、話すスピードはそこそこで構いませんから、カンマ、ピリオドがあると想定される位置でちゃんと酸欠にならないように息継ぎしてもらった方が断然いいですし、ある程度ゆっくり話していても、音に強弱がある方が英語として自然に聞こえます🤓
上記の記事には普段からできるトレーニングを少し紹介しましたが、英検対策であればさらにトレーニングが必要です。
やることはたくさんありますが、今回はそのうちの1つを紹介してみます🥳
部分的強弱トレーニング🥳
受験者のみなさんが英語を話す時、必ずと言っていいほど使いまわしているフレーズがあると思います😙
ご自身のスピーチ内容などをチェックしてみましょう🤠
例えば、
First of all( まず初めに)
Because of (〜のせいで)
That’s why (そういうわけで)
👆こんな感じで、特に珍しくないありふれたフレーズ達で構いません🤔
これらのフレーズを
Weblioなどのオンライン辞書で検索し、音声ボタンをクリックして何度もどの部分が強く発音されているのかを調べてやや大袈裟に真似てみましょう。
やや大袈裟なくらいで構いません。なぜなら普段、強弱をつけて話す言語を話さない私たち日本人は、少し強弱をつけても一時的なもので、あっという間に平坦な発音に戻ってしまうからです😉
普段強弱をつけた形で話す習慣がないと、これらの短いフレーズにも強弱があることに気づいておられない方がたくさんいらっしゃいます。
一次試験から2週間程度で強弱をつけるプロになるのは時間的に難しくても、
面接本番中によく使うフレーズだけでも強弱をつけて話すようにすると、それだけでイントネーションが良くなりpronunciationの点数が上がってきます🤓
私はこれらを
発音矯正スーパー付け焼き刃術
と勝手に呼んでいますが、受かるためには手段を選ばない😎
👆アニメとかだと汚い手を使う奴が言いそうなセリフだ😂
不正行為以外であれば、使えるものはなんでも使いましょう。別にチートしてるわけじゃないんですから🤓
それにここで強弱つける練習をしておくと、
英検に受かった後も、その習慣を維持することで、他の平坦な発音箇所も、発音の練習を継続する中でオセロみたいに、
『端っこと端っこに黒を置いたら白が一列全部黒一色になる』
みたいな、
連鎖反応的にゆっくりですが強い性質のものに引っ張られていく現象が起きてきます。
(👆もちろん、発音矯正への自発的努力の先にあるものですが)
継続は力なりです🤓付け焼き刃だったものを、本物の名刀にするのはあなたですから。
あなた:『なんかちょっと、おいら、いけそうな気がしてきたな』
👆それだ!!それでいいんだ!!😎😎😎
最後は気持ちですから。気持ちを強く持ち続ける人は、思い描かれている方向に徐々に向かっていくものです🤓
私も変わり者ですけど、気持ちはなぜかかなりタフに出来てます〜🤔
生まれつきなのかよくわかりませんが、いざっていうときの踏ん張りだけは凄まじくきくタチです😂
身体はそんなに強くないのですが、用意周到に準備して、あとは気力で全部乗り切れています😄
人生の大事なところで一発決めるのはあなたです。
でも、もし私と組んだら精一杯手伝わせてもらいますよん😉
大変な作業であることは間違いないですから、受験まで残り数日とかじゃなくて、やると決めたらすぐ!!なるべく早くに訪ねてきてくださいね?😚
精神的な負担が少なくて済むように、計画を一緒に立てて励んでいきましょう🤓
頑張っていらっしゃるみなさんを、いつも応援していますよ!!🥳
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汎用性の高い言葉の言い回しを自信を持って一つ二つ言えるだけで心象って大きく違いますもんね(^o^)
ピートさん、こんばんは(๑╹ω╹๑ )
コメントありがとうございます!
本当に、その通りですね!これだけはコロッケ並みにモノマネできるというネタが局所的にあると、キャラが立ちますし、
イントネーションにもパンチがきいてきますからね(๑>◡<๑)
意外なところでオセロの登場でしたが新鮮な例えで納得しました(^.^)~☆
ギリギリまで頑張って合格されるととてもうれしいですが、同時に講師の視点からは私もまさに同じ状況で、駆け込み系は超スパルタになるということで最近明確に長期じっくりコースと分けてみたところです(*’▽’)
いっこ先生、コメントありがとうございます♪( ´▽`)
優しいいっこ先生でも状況によってスパルタになる場合があるというのがやはりやる時はやる!という素敵な一面に感じられます(๑╹ω╹๑ )
できるだけ楽しく学んでいっていただきたいなと言うのが講師側の願いですので、時は金なりという言葉そのものでして、できるだけ早くに対策して心に余裕を持ってレベルアップしていっていただきたいなぁと、常に受験者の方と接する時に思っています(๑>◡<๑)
私の直感で統計でもなんでもないですが、早口過ぎる方は点数が伸びない気がしています。
「早く話せる=流暢=良いスピーチ」
ではないのは間違いないですね。
先日も準1級を受ける生徒様2名にこのお話をしたばかりなのでブンブン首を縦に振りながら読ませていただきました(^^)
Meg先生、コメントありがとうございます(๑>◡<๑)
先生に共感いただけてとても嬉しいです(๑╹ω╹๑ )
おそらく、幼少時にペラペラ、イコール、速い、という刷り込みが入っているのですよね、多くの日本人の方々には^^;
それが違うということに気づいて対処するだけでもだいぶん違ってきますもんね٩( ᐛ )و