英語コラム

合唱コンクールは英語で?海外でもやってるの?

秋になると合唱コンクールの練習が始まる学校が多いですね。部活動で取り組む学校もあれば、クラスで音楽の授業として取り組むところもあります。皆さんの中にも、懐かしい記憶として残っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では合唱コンクールの歴史や、英語表現についてご紹介いたします。

合唱コンクールっていつからあるの?

学校行事の定番、合唱コンクールですが、日本ではいつから実施されるようになったのかご存知ですか?

日本で合唱コンクールが広まったのは、戦後から昭和30年代にかけてと言われています。この頃日本は戦後の復興期にあり、教育においても協力や団結が重視されるようになりました。合唱は、こうした教育目標に適した活動として、学校行事に取り入れられ始めたそうです。1950年代からは音楽教育が重要視され、国規模で合唱コンクールが盛んになりました。

また、合唱が学校行事の定番となったことに最も影響したと考えられるのは「NHK全国学校音楽コンクール」とも言われています。

1954年に始まったもので、今でも多くの学校がこの大会を目標に日々練習を重ねています。春や夏ではなく、秋に合唱の練習に取り組む学校が多いのも、「NHK全国学校音楽コンクール」が秋に行われるためです。

全国的なコンクールに出なくとも、地域単位や学校単位で秋に発表会を実施するところもありますね。

海外でも合唱コンクールってあるの?

合唱=学生が取り組むもの という印象がどこかありませんか?日本では大人になると大人数で歌を歌う機会が少なくなります。

対して、海外の様子はどうなのでしょうか。

ヨーロッパ

ヨーロッパでは、歴史的に合唱の伝統が深く根付いており、多くの国で全国規模や国際的な合唱コンクールが行われています。例えば、オーストリアの「シューベルティアーデ合唱コンクール」や、エストニアの「エストニア合唱祭」は有名です。特にエストニアでは、合唱が国民的な文化として重視され、コンクールはもちろん、合唱フェスティバルも大規模に開催されます。

アメリカ

アメリカでは、日本同様、合唱コンクールは高校や大学の音楽活動の一環として盛んに行われています。アメリカ合唱指導者協会(ACDA)が主催するコンクールなどがあり、地域予選を経て、全国レベルの大会が行われます。

国際的な合唱コンクールもある!

各国から合唱団が集まる「ワールド・クワイア・ゲームズ(World Choir Games)」や「ユース・ミュージック・フェスティバル」などの国際的な合唱コンクールがあることをご存知ですか?

これらは青少年の国際交流や文化理解を深める場として注目されています。これらの大会には、日本からも参加する合唱団があり、国を越えた音楽の交流が行われています。

合唱コンクールの英語はchorus competition/choir competition

海外でも盛んな合唱コンクールの文化。英語にすると、chorus competition/ choir competition この2つで表現できますよ。

・合唱コンクールがあるので、放課後友達と歌の練習をしました。
 I practiced singing with my friends after school because we had a chorus competition.

・私は合唱コンクールでピアノ伴奏を担当します。
 I will be the piano accompanist for the chorus competition.

・今月合唱コンクールがあります。
 There will be a choir competition this month.

・私のクラスは合唱コンクールで金賞を受賞しました。
 My class won the gold prize in the choir competition.

・私は歌うことが好きなので合唱コンクールが待ち遠しいです。
 I love to sing and I can’t wait for the choir competition.

choirとchorusどう違うの?

choirは宗教的な賛美歌を合唱するイメージで使われます。伝統的な曲を使う場合もchoirがよく使われます。

対して、chorusは現代的な音楽に使われることはもちろん、ミュージカル中の合唱を指す際にも使われます。

「合唱」を意味するこの2つの単語。日本の合唱コンクールを言い表すときにはどちらを使っても正解です。神経質にならずに2パターンの言い方があることを覚えておきましょう!

「合唱」の話題に使える例文5選!

知っておくとさらに会話が楽しくなる例文をいくつかご紹介いたします。他の国について質問してみたり、「歌が苦手なんだ…」と言いたいとき、ぜひ使ってみてくださいね。

・私は音痴なので歌が苦手です。
 I’m terrible at singing.

・合唱の練習はつまらないのであまり好きではありません。
 I don’t really like choir practice because it’s boring.

・私は合唱でソプラノパートを歌うことになりました。
 I will be singing the soprano part in the chorus.

・あなたの国の学校では合唱をする授業はありますか?
 Are there any choir classes in schools in your country?

・あなたの国ではどんなときに合唱をしますか?
 When do you sing in chorus in your country?

ワールドトークで英会話への恐怖を解消!

合唱コンクールについての英語をご紹介いたしました。

海外にも似たような文化があれば説明がしやすいですが、もし日本独自のものだった場合相手を混乱させてしまう場合があります。さらに詳細な説明を求められることが考えられますが、

ワールドトークの先生は日本人がメインですが、海外経験豊富な方ばかり!日本と海外の文化の違いを知っているからこそ、どのような英語が適切であるのかしっかりレッスンしてくれますよ。きちんとした説明の仕方がわかっていればネイティブとの会話も怖くありません。

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