すきま英語

方法を尋ねる How に答える

日本でも最近海外からの旅行者受け入れが本格的に再開したようですね👐

観光客にはいろいろな国の方がいらっしゃいますが、接点があると共通語となることが多いのはやはり英語❕

ある生徒さんは以前朝の通勤時に駅で切符の買い方を聞かれ、突然の英会話でうまく伝わったか不安とおっしゃってました🎫←お話を伺った感じでは上手に説明できてました👍

実はどこかへの行き方や何かの使い方など、日常生活で方法を尋ねる How …?「どうやって…しますか?」に答える時の表現は意外とシンプルです。

普段よく登場する

① 動作

② 媒体(道具・手段など)

③ 英語

の3分野に分けてみました~😏

方法を尋ねる how に答える

① やり方(動作)を伝える時

➔ 現在形や過去形などを使った、ごく普通の文で答えます。

◍ I で始めると自分の経験ややり方「自分は…するよ。」

◍ You で始めると相手へのアドバイスまたは一般的な知識「…すればいいんだよ。」

◍ just を加えると「…するだけだよ。」

という感じになります。

例)

・How do we learn English? > I take lessons. 

 英語ってどうやって勉強するの? > ぼくはレッスン受けてる。

・How do I open this door? > You slide it.

 このドアどうやって開けるの? > 横に引くんだよ。

・How did you cook this? > I stewed it for 3 hours. / I just bought it.

 これどうやって作った(料理した)の? > 3時間煮込んだの。/ 買っただけ🤭

② 道具や手段(名詞)を伝える時

➔ 前置詞+名詞 で答えます。

使う前置詞(with, by, on … など)は組み合わさる内容によって変わるので少しずつ覚えましょう😉

・How do you eat this ? > With chopsticks. / With soy sauce.

 これどうやって食べるの? > お箸で。/醤油で。

・How did you get here? > By bus. / On a bus. 

 どうやってここに来たの? > バスで。

③ スペリングや発音を伝える時

➔ そのままの内容を答えます。名前や新しい語彙についてのやり取りでよくあります。

・How do you spell it? それどうやって書く(綴る)の?

 K-Y-O-T-O のようにアルファベットを順にはっきり述べます。

・How do you say/pronounce it? それどうやって言う/発音するの?

 初耳だったりして聞き取れなかったということなので、再度ゆっくり明確に発音します。

💡 外国語の名前はどうしても聞き取りにくく上のような会話が発生しやすいです👂

英語では呼ばれたい名前(通常は個人名)で自己紹介する人が多いので、下の名前だけ言うとまだ伝わりやすいと思います。

公の機関を利用する時などフルネイムが必要な場面では姓と名を分けてはっきり伝えましょう🤗

おまけ by …ing について

「…することによって」という意味で方法(動作)を表現します。

日本で “How …?” に対し “By …ing.” と答えると習ったのですが、イギリスでそのようなやり取りを聞いた記憶がありません。

文法的に問題はなく意味も通じますが、どういうわけか一般的ではないためちょっと珍しい話し方に聞こえます🤔

(事情が違う国や地域があったらぜひコメント欄で教えてください😉👇)

でも文語での使用に加え口語でも説明の一部として使うことはあります。

例)

I learned English by watching American dramas every day.

毎日アメリカのドラマを見て英語を学びました。

・・・・・

いかがでしたか?

現地の普段英語はこれくらいシンプルです😄

いずれはもう少し詳しい説明を加えたい状況に出くわすかもしれませんが、もちろん練習するうちにだんだんと言えることが増えていきます❣

それまでの間、すでにご存じの英語を使って方法を尋ねる How …? に答えてみれそうでしょうか?

もし今回の内容で、その英語イマイチ分からないよ~という点がありましたらどうぞ遠慮なくコメント欄で教えてくださいね😊

\英語学習を始めたいと感じた方へ/

サービス紹介

ABOUT ME
いっこ
イギリス在住20年。文法力や基本的な会話力を日本で習得後に海外移住した経験をもとに、学んだ英語をより自然で自分らしい表現にしていくお手伝いができたらと思っています!

皆さまのコメント

  1. Howの使い方がすごくシンプルに書かれているのでみなさんきっとすぐに誰かに対して使いたくなってしまうと思います(๑╹ω╹๑ )

    “just” =ただ〜するだけ、という意味合いはすごくネイティブが使うので、早めに知っておくと絶対得する単語だなと感じます。

    以前句動詞の記事をいっこ先生が楽しくまとめられていて、その時にシロクマさんが登場したり、いつもいっこ先生の記事には一貫したスタイルがあるのがとても楽しい気持ちになりますね( ^ω^ )

    可愛らしいほっこりする印象で、和む写真が添えられていて、あのシロクマさんの頃から本にそのまままとめて英語フォトブック的な教材にして出版されたら、私そのまま買いたいなと思っていました(๑>◡<๑)

  2. Mio先生のお人柄だと思いますが、いただくコメントを読む度にこれからも頑張ろう!という気持ちにさせてくれます(*^^*)♡いつも拙い内容を前向きにとらえてくださりありがとうございます(^_-)しかも句動詞の記事まで覚えていてくださり…句動詞狂の私には恐れ多いことです!

    あまりにシンプルな表現のご紹介ばかりで英語詐欺のように感じさせてしまうこともあるかもしれないですが(笑)日常会話って意外とそんなふうにトントンと進んでいってしまうんですね。

    ネイティヴ話者のjustの使い方についての興味深い考察もありがとうございます(^.^)そういう背景を知っていると覚えようという気持ちになりますね(^^♪

  3. by XXingイギリスではあまり聞かないですか~(^^;)それは残念(笑)英検でこの答え方に出会ったときに感じたちょっとした違和感はそのせいか???
    まぁ意味は通じるのでそう割り切るか、いっこ先生のおっしゃるように文章の中で使うと良いかもしれませんね。

  4. いっこ says:

    「それは残念」←ここで笑ってしまいました(=^・^=)そうなんですよ〜せっかく英検などで練習するのにですよね。おっしゃる通りで割り切って使っても通じるのでそうやって様子を見るもありですよね(*˘︶˘*).。.:*♡

    一応ネイティヴ話者に心境を聞いてみたらby …ingにするなら動詞で答えるか前置詞+で言ったほうがいいんじゃ?というそのままの返答で(・・?正当な理由は見つからず、まぁ一般的でないということかなという結論なんですが、Meg先生は出会いの時点ですでに勘付いてらしたんですね(*^▽^*)言葉って不思議で面白いです!

感想を送ってみませんか?

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です