テーマパークで身に着けるのはもちろん、数年前から流行が再燃しているカチューシャ。実はこれ英語では通じないんです。
間違って使ってしまう前にこの記事で英訳を是非確認してみてくださいね。
headband:カチューシャ
カチューシャは英語でheadbandと言います。綴りが予想と異なり驚いた方も多いのではないでしょうか。
「カチューシャ」は女の子の名前だった?
カチューシャは和製英語です。ではなぜheadbandがカチューシャとなってしまったのでしょうか。
一説によると、カチューシャと呼ばれる女の子がアーチ形の髪飾りを付けていたことからその名が付いたと言われています。
昔ロシアでは女の子に「エカテリーナ」という名前がよく付けられていました。そのエカテリーナの愛称が「カチューシャ」だったそうです。これが日本に入ってきたのは大正時代。
当時、ロシアの作品『復活』が舞台で演じられていました。この「復活」で登場する女の子がカチューシャと呼ばれており、そして頭にはアーチ形髪飾り。その姿からheadbandがカチューシャと呼ばれるようになったとのことです。
ちなみに、カチューシャ=ヘアアクセサリーと理解できるのは日本国内だけです。もし使ってしまうと、女の子の名前として認識されてしまうので注意しましょう。
同じような話でheadbandを英語圏では「アリス・バンド」と呼ばれることもあるそうです。日本と名称は異なりますが同じようなルーツで、不思議の国のアリスの主人公、アリスが身に着けていたことが由来だそう。いろいろ調べてみても面白いかもしれませんね。
headbandを使った例文
・彼女はピンクのカチューシャを付けています。
She is wearing a pink headband.
・今日はカチューシャを付けて学校に来ました。
Today I came to school wearing a headband.
・母からカチューシャのプレゼントをもらいました。
My mother gave me a headband.
・カチューシャを付けていると頭が痛くなります。
I get a headache when I wear a headband.
他にもある意外な和製英語
カチューシャが海外では通じない、というお話をしてきましたが実はピアスを英語で言いたい時にも注意が必要です。
earring:ピアス、イアリング
日本では耳の穴が開いている人用のアクセサリーをピアス、誰でも身に着けられるものをイヤリングとして区別をしています。ところが、英語ではどちらもearringと表します。
両耳に付けているのを想定すると複数形の「s」が付くので注意しましょう。
・彼女のピアスはとてもかわいいです。
Her earrings are very cute.
・パーティードレスに合わせて新しいピアスを買いました。
I bought a new pair of earrings to match my party dress.
和製英語の発見もワールドトークなら安心
ファッションアイテムには英語でそのまま通じるものがあればカチューシャやピアスのように通じないものも存在します。これらの単語は数が多いので覚えるのは一苦労。一番早い学習方法は実際に覚えて実際に間違いながら使うことです。
ワールドトークの先生は日本人がメインだから気付きにくい和製英語についてもしっかり学習することができます。間違えてしまっても日本人ならではの間違い方を先生方は理解しているので安心です。
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