みなさん、こんにちは。講師のKazuです。
前回の記事では、英検の2次試験では時事ネタが効果的とお伝えしました。
ブログを読んでいただいた生徒さまより、
・大企業のホームページを英語版で読み、スピーチで使えそうなネタを仕入れる
・得意な教育系のトピックに絞って、英語新聞を読む
・ChatGPTを活用して、ネタ集めと論点整理を同時に行う
など、さまざまな学習法を共有いただきました。
やはり学習法は1つではないんだな、と。
お一人おひとりにマッチした学習法を一緒に見つけていきたいと、改めて思った次第です。
今回は2023年第2回 英検2次試験直前、ということで
お問い合わせも多かった「私自身の体験談」を綴っていこうと思います。
受験を控えている方々に、少しでも参考となりましたら幸いです。
2021年度第1回 1級2次試験不合格
今では英語コーチとしてブログやレッスンを続けている私ですが、1級の2次試験には1度落ちています。
点数は(5,7,6,6) 。後2歩ほど、及ばず。
次は絶対合格したい!と思いながら自分の学習法を見直してみると、今までのやり方の不足点が見えてきました。
例えば、スピーチの原稿を書くこと。
英検1級の2次試験では、5つのトピックから1つを選び、2分間でスピーチをするパートがあります。
私は模範解答の音読しかしておらず、自分で原稿を1度も書いていませんでした。
模範解答を何となく読んでいるだけでは、自分の言いたいことが出てこないのも無理はないですよね。
学習法で変えたこと:毎日スピーチ原稿を書く
そこで、次回受験日までの約4か月間、毎日1つスピーチの原稿を書くようにしました。
計119エッセイ。
30ほど書いたとき、あるトピックで考えた理由は別のトピックでも活かせると気づき始めました。
また、50ほど書いたあたりから、どのトピックがきてもだいたい何かは言える状態になったと記憶しています。
そして、独りよがりなスピーチになっていないか確認するため、オンライン英会話の先生に添削とフィードバックをお願いしていました。
先生方からの励ましと毎日の原稿作成が自信につながり、自分の考えを「いつでも話せる」状態に徐々に変化していきました。
そしてリベンジとなる2回目の受験。選んだのは以下のトピックです。
Should governments prioritize domestic issues over international issues?
(政府は国際的な問題より国内の問題を優先すべきか?)
何度も何度も原稿に書いてきた、政治系のトピック。
原稿の内容+時事ネタ+その場での即興を織り交ぜながら、無事に時間内に話し切ることができました。(とても緊張していましたが・・)
得点面でも、1回目(5,7,6,6) →2回目(8,9,8,8) と全体的に伸び、英検バンドG1+2 で合格をつかみ取ることができました。
(月並みですが)失敗を糧にして、学んでいこう
「失敗を糧にして学んでいく」。
色々な方が既に伝えておられることですが、それが一番大事なことだと感じています。
まだまだ実力が足りない、、と悩んでおられる方。
私も同じように悩んでいました。
しかし諦めずにコツコツ続けていれば、必ず道は見えてくる、と私は信じています!
次回は、対策が難しいQ&Aパートについて、こちらも私自身の体験を基に書いていこうと思います。
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