みなさん、こんにちは。講師のKazuです。
先日、2023年第2回 英検の1次試験結果発表がありました。
受験された生徒さまより「1次試験に合格しました!!」と嬉しいご連絡をいただき、私まで嬉しくなりました。
ただ、1次試験結果通知から2次試験までは、意外と日数がないんですよね。
2次の面接試験に向けて、二人三脚で日々特訓を続けています。
みなさんの中で受験予定の方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に乗り切りましょう!
さて今回は、私自身の英検1級2次試験の体験談後編。
前回は2分間のShort Speech についてまとめましたが、今回はその後のパートであるQ&Aについてお届けいたします。
「ひたすら耐える、凌ぐ」。4分間のQ&A
英検1級2次試験では2分間のShort Speechの後、スピーチに関するQ&Aが4分間続きます。
1分間で1つのQ&Aだと考えると、(回答の長短にもよりますが)4問ほど質問されます。
私の場合も4問でした。
緊張感のある空気の中、この4問を正確に聴き取り、かつShort Speechの主張と齟齬がないよう、細心の注意を払って回答する必要があります。
直前の2分間のShort Speechが何とか終わったという安堵感。
しかしそれが一瞬の気の緩みを生み、面接官の質問を聴き逃してしまう可能性も・・・。
私の場合は、自分の集中力が切れないよう、「ひたすら耐える、凌ぐ」4分間でした。
Q&Aの一部始終
ここからは、私が受験した2021年第2回 英検1級2次試験のQ&Aの全内容を記していきます。
過去問には実際のQ&Aは掲載されていないため、受験予定の方はぜひご参考いただければと思います。
※受験直後に記憶の限りノートに写しましたが、緊張のあまり一部の単語など記憶に残っていないものもあります。ご容赦ください。
Short Speech のテーマ:
Should governments prioritize domestic issues over international issues?
(international issuesを優先すべきだ、とShort Speechで回答)
Q1. 外国人面接官:国内の問題に注力すべきという人は、何故そう考えるのだと思いますか?
A1. 私:aging populationや・・・(※記憶に残っておらず)など国内の問題がたくさんあるからです。しかし、私はそれでも国外の問題に注力すべきだと思います。
(備考)Q1.は、ジャパンタイムズ出版『英検1級 英作文問題完全制覇』の実践問題の解説を思い出しながら回答しました。
Q2. 日本人面接官:ウェル・・・(※Welfare と発音されたがうまく聞き取れず)への懸念がますます強まっていますが、それでも国外の問題に注力すべきだと思いますか?
私:ウェル・・・なんとおっしゃいましたか?
日本人面接官:Welfareです。
A2. 私:ありがとうございます。world hungerやcyber terrorism など解決すべき問題がたくさんあります。その解決が国内の人のQOL向上につながります。
(備考)Q2.は、Jリサーチ出版『英検1級 面接大特訓』で読んだ解説を基に回答しました。
Q3. 外国人面接官:日本は国際的な問題に対して、もっと支援をするべきだと思いますか?
A3. 私:はい。日本は経済的な支援に留まるとよく批判されますが、技術の専門家や技術そのものを提供することもできます。そうすることで、国際社会の一員として日本は貢献できます。
(備考)Q3.は、上述の『英検1級 英作文問題完全制覇』に載っていた内容を参考に回答しました。
Q4. 外国人面接官:国連はあまりうまく機能していないという批判もありますが、あなたはどう思いますか?
A4.私:国連は機能していると思っています。例えば、今起きているエチオピアの内戦ではたくさんの人が苦しんでいますが、国連はhumanitarian aid(人道的な支援)をしています。
(備考)Q4. はBBC Newsから集めた時事ネタを基にしています。国際紛争の質問が出たら、エチオピアの事例を使うと事前に決めていました。
外国人面接官:Unfortunately(残念だけど)、時間切れになってしまいました。今日はありがとうございました。良い一日を過ごしてください。
私:はい。ありがとうございました。良い一日を過ごしてください。
「日々のコツコツ」がやはり大事
Q&Aのパートでは、毎日見ていた問題集やニュースにとても助けられました。
みなさんもぜひ、信頼できる講師のサポートも時には借りつつ、ご自身に合った「日々のコツコツ」を探してみてください。
きっと、結果につながる日がやってくるはずです^^
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