こんにちは。講師のKazuです。
ブログを執筆しているこの日は、GW最終日。
私はこの10連休で家族と過ごしたり、「GWの英検1級集中強化レッスン」をご提供したりと、例年以上に充実したお休みとなりました。
みなさんはどのように過ごされましたか?^^
2024年第1回の英検受験を控えている方の中には、ラストスパートで対策されている方々もいらっしゃるかと思います。
そこで今回の記事は、英検1級の学習法について。
私の生徒さまで、2023年第3回に英検1級2次試験に合格された方のケースを基にお伝えしていきます。
私の「英検1級 2次試験特化レッスン」の内容にも触れた記事となっていますので、
英検1級 2次試験対策をご検討の方には、ぜひ参考としていただければと思います。
留学経験なし×社会人の方 →「戦略的な学習」を
今回の生徒さまは、留学経験なし×社会人の方。
私も留学経験なしの社会人なのですが、私自身の英検1級2次試験の経験も踏まえると、より「意識的・戦略的な学習」が必要です。
そこでこちらの生徒さまには、4か月という期間の中で、
・学習スケジュール立て
・現状の実力把握
・スピーキングにおける課題の特定
・レッスン都度のフィードバック
・次回レッスンまでの宿題提示
まで総合的に「コンサルティング」をさせていただき、二人三脚で戦略を立てて挑みました。
学習法①:スピーチ原稿を「書く」
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、英検1級2次試験では、2分間で社会問題について自分の意見を述べる「Short Speech」というパートがあります。
その生徒さまの場合は、そのスピーチのための原稿を合計100本書かれていました。
原稿を書き貯めることで、関連する話題への応用や、汎用的に使える論点に気づくことができたそうです。
私のレッスンの中では、さらに学びを深化していただけるよう、
「今日のShort Speechの話題は、先々週に取り扱った話題と似ているので、ぜひ論点を応用しましょう!」
など、「新たな気づき」につながるお声かけを意識しておりました。
学習法②:必ず、2分間を測って練習する
Short Speechについては、必ず腕時計で2分間を測って練習いただきました。
レッスンの時だけでなく、レッスン外での自主学習の時も。
それは、普段から本番の環境を意識して学習に取り組んでいただきたいためです。
加えてレッスンの中では、毎回のShort Speech練習で使用した時間の内訳をフィードバックさせていただいています。
「今日はイントロダクションに●秒、メインに●秒、コンクルージョンに●秒かかっていましたが、イントロはもう少し短くてもよいかと思います!」
などです。
学習法③:アウトプットの機会を増やし、クセに気づく
誰しも発話のクセはあります。
が、自分だけで気づくのは難しいです。
そこで、週2~3コマのレッスンで、とにかくアウトプットの機会を増やしました。
レッスンの中では生徒さまの回答を耳でお聞きすると同時に、
・発音(母音、子音、イントネーション、強弱)
・文法(三単現のsは抜けていないか、時制は一致しているか、可算・不可算名詞の用法は合っているかなど)
・クセ(いつも同じ単語を使っていないか、「えー」や「あー」と言い過ぎていないか、自信がないような印象に映っていないか)
・整合性(話がずれていないか、前後で一貫性のある回答となっているか)
など、ブラッシュアップできる点がないか私の方で脳内でチェックしています。
生徒さまの回答の直後、即時でフィードバックをお伝えしているため、ご本人にとっても納得感や気づきを得られやすいようでした。
・・・講師の私も、頭をフル回転させているんです!!
おわりに
私はワールドトークでのレッスンを通じて、こんなモットーを胸に抱くようになりました。
「日本にいても、仕事をしていても、継続できる英語学習をお届けしたい」
今回ご紹介した生徒さまの学習法も、そのモットーに基づいてご提示しています。
なおこの方からは、このようなメッセージをいただいております。
「何度もレッスンをしていただき、どんな時でもいつも優しい笑顔で迎えていただき有意義なレッスンをしてくださいました。苦手なトピックでも合格できたのはKazu先生のおかげです。本当にありがとうございました。」
もし、英検受験について悩んでいる方がいらっしゃいましたら、レッスンにてお気軽にご相談ください^^
ぜひ私と一緒に、合格を勝ち取りましょう!
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