こんにちは。講師のKazuです。
明日11/10(日)は、2024年第2回の英検2次試験の日です。
私の生徒さんには、今回英検1級を受験される方が多く、皆さん試験直前までレッスンで面接特訓をされていました。
ぐんぐん成長される生徒さんたちのお姿に、私も日々感化されています。ぜひ、最大限お力を発揮されますように…!
そんな生徒さんのひたむきな姿勢に思いを馳せながら、BBCで記事を読んでいると面白い表現に巡り合いました。
fare better。
皆さんは聞いたことがありますか?
今回はこの表現と使い方を、詳しく紹介していきます。
fare better 物事をうまく運ぶ、切り抜ける
fare better は「物事をうまく運ぶ」という意味の慣用表現です。
BBCのアメリカ大統領選挙に関する記事で、以下のように使用されていました。
Senior Democrat Nancy Pelosi says her party might have fared better in the election if President Biden had exited the race sooner.
“Pelosi points finger at Biden for loss as counting for House continues” in BBC
https://www.bbc.com/news/live/c2e7jdjdmplt
「大統領選挙をうまく切り抜けられたかもしれなかった(が実際にはできなかった)」
という意味で使われていますね。
fare better は、(上記のような)政治、経済を初め様々なトピックで使用される重要表現です。
英検準1級以上のレベルを目指す方は、この表現を覚えておくと、2次試験のQ&Aやスピーチできっと役に立つと思います。
fare の語源は古英語?
fareについて気になったので少し調べたところ、語源は古英語までさかのぼるそうです。
一説には、もともと「旅」「運ぶ」という意味の古英語fareが、時間をかけて色々な意味に派生していったとのこと。
例えば、fare「運賃」、farewell「お別れ」、今回のfare better「物事をうまく運ぶ」。
fare を「運ぶ」というイメージで持っておくと、派生表現も覚えやすくなりますね。
明日の英検2次試験、fare better できますように
私は生徒さんお一人おひとりに、試験前最後のレッスンにてエールをお送りしました。
特に英検1級の受験者のみなさんは、Short SpeechもQ&Aも一生懸命練習されていました。
私が提供させていただいている「英検1級向けの特別プログラム」のレッスンを通じて、みなさん成長を実感してくださると同時に、
「得意なトピックが出ますように…」
「相性の良い面接官に当たりますように」
と願うお気持ちもおありのご様子。
私自身、2021年に英検を受験した時に同じように感じていたため、みなさんのご不安が痛いほどわかります。
それでも、持てる実力を発揮できれば、みなさんきっと合格を勝ち取れるはず…。
ブログを読んでいただいた方の中にも、もしかしたら明日の英検2次試験を受ける方がいらっしゃるかもしれません。
きっとうまくいきますように。
I hope you will fare better in the Eiken interview test!
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