みなさん、こんにちは。講師のKazuです。
英検準2級を受ける予定の生徒さまより、こんな質問をいただきました。
「準2級と2級の間に新しく級ができるのって、ホントですか?」
はい、ホントです。
今回は、その「新設級」がテーマ。
準2級や2級を受験予定の方向けに、お届けできればと思っています。
「新設級」は2025年度から開始予定
英検協会からのお知らせ(2023年12月25日公開)によると、「新設級」は「2025年度からの開始」を目指しているとのことです。
さらに以下のように、「新設級」の位置づけが詳細に発表されています。
新設級は、準2級と2級の橋渡しとして、身近な社会的話題について扱う予定。
語彙や統語的構造などは2級より認知的負荷が低いものとし、準2級よりは抽象度が高い話題について、詳細で具体的な情報を処理する力を測定。
英検協会「英検 新設級(準2級と2級の間)に関する最新のお知らせ[続報]」
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2023/pdf/20231225_info_2401renewal.pdf より
準2級と2級のレベル差が大きいことは、今まで広く指摘がありました。
今回の「新設級」導入により、準2級と2級の間にいる英語学習者が無理なく確実にレベルアップできるようになるのでは、と期待できるかもしれません。
上記英検協会のお知らせでは、準2級・「新設級」・2級のレベルの違いが具体的な英文例で示されているので、ぜひチェックしてみてください。
「新設級」は「高校2年生レベル」と予想
では、気になる「新設級」のレベルについても考察してみましょう。
英検協会の「各級の目安」によると、現在準2級は「高校中級程度」、2級は「高校卒業程度」と記載があります。
これは私の推測にはなりますが、「新設級」を加えた各レベルは以下のようになるのではと予想しています。
準2級 高校1~2年生程度(現状のまま)
新設級 高校2~3年生程度
2級 高校卒業程度(現状のまま)
「新設級」が高校での英語学習中盤をカバーし、まさに準2級、2級の間の橋渡しになるイメージですね。
終わりに
話は変わりますが、2024年共通テストの英語の難易度が非常に難化した、というニュースを見ました。
英検側も大学受験の試験形式や難易度をある程度参考にしながら、試験問題を作成しているはず。
もし何か続報が出ましたら、またこちらで共有させていただきますね^^
そして、、1/21(日) 英検受験予定のみなさま、応援しております!! ファイト!
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