連日、ある時間になると、声のトーンが上がります。
極度の緊張のためです。
今週のそれは、毎日きっかり午後3時。
「ハーイ!ハーワーユー?」
始まりました。英語のスピーチ特訓です。
「先生、誰かともっと話したいんです。」
「英語カフェとか、そういうのが近くにないんです。」
「英語で話す機会をもっと作りたいんです。ネイティブと!」
皆さま…。
同じです!!!(笑)
私が暮らすこの超ド田舎で、英語カフェなんてどこの事やら。
英検1級合格、そして次なる”何か”に出会うには自分でどうにかするしかありません。
そうして作り出したのが、この午後3時。声も上ずる30分。
お相手は、国籍と性別しか知らないスーパー講師。
どんな高等な指摘がされるのか、そう思いませんでしょうか…?
ところが、繰り返し、繰り返し、しつこく直され注意されるのは、この2つ。
①冠詞をつけなさい。
②主語の単数形、複数形を正しく使い分けなさい。
a,the, これをちゃんと付けなさい。
Some lady…。
ノーノー! Some ladies.
もう…。どっちでも良いじゃん…。
意味が分かったら。
そういう心の声があったことをここに告白しますが、真剣な彼女の言葉は圧倒的でした。
「いい?これはネィティブですら犯すミスよ。
でもね。ある意味、これをきちんと正しく使いこなせているかがネイティブ・スピーカーとの違いとも言えるの。」
そういう訳で、本日も口を開いたその瞬間から、
えーっと。
Japanese student are……
あ、ノーノー。うーんと。students are….
『ローマは一日にして成らず』
皆さま、
Have a wonderful night!!!