小さな単語帳の限界
語彙力が大事、とは様々な場面で目にする言葉です。
けれども、なかなか身につく方法を見つけ出せない…という方が多いのではないでしょうか。
私も学生時代は、あの手のひらサイズの単語帳をいくつも作ったものですが、あまり効果はありませんでした。
英語を長く勉強していく中でつくづく思うのは、一つの単語が持つ幅広い解釈です。
単語帳の小さな紙に収まるのは、ほんとうに限られた意味でしかありません。
もし、”魔法の杖”のような一朝一夕を目指さず、地道に語学力を伸ばそうと腹を決めている方がいたら、ぜひ次の方法をおススメします。
自分だけの用語集
ノートを2冊用意します。、
出来れば、一冊はルーズリーフだと良いです。
1冊は、目にした耳にした言い回し、気になった言葉を自由に書ける”メモノート”
もう1冊は、それらをまとめる”清書用ノート”
メモノートの良いところは、”自由さ”です。
その日に新たに仕入れた内容を膨大に書きなぐります。文字の大きさも自由。絵や日本語や、色ペンなどを鮮やかに使って自分だけが分かるように書き留めます。
さて、これを1日の終わりや空き時間にもう1冊にまとめていきます。
「メモノート」は自由過ぎるが故に、枚数がかさむのです(笑)
このまとめる時に大切なのは、ち密にやっていく、です。
気になった言葉や言い回し、どの場面で使われていたのか、英英辞典や英和辞典、類語辞典などを引き、その単語がもつ様々なイメージを文章ごと書き留めます。そして、動詞、名詞、形容詞、副詞などの品詞や反意語、派生語、語源などもつぶさに見ていきます。
時には英字新聞を丸ごと切り抜いて、気になる単語が出る文章を、そのまま書きとりさらに例を調べます。
こうして、自分だけの用語集を作りどんどん厚くしていくのです。
大切なのは、文脈
語彙力を増やしていく中で大切なのは、”どんな文脈で使われているのか”です。
たった一つのインパクトのある名詞であっても、それがどのような場面で使われているのか、それをつかむには、やはり様々な媒体を通して「例を学ぶ」しかありません。
今日は私の学習法をお伝えしましたが、何かのご参考になれば嬉しいです。
Have a nice day!
そうそう、単語カードって勉強した風ですけど結局物になっていないのですよね(^^;
デジタルバージョンでTwitterのツイートに自分が知った表現などを書きだめている方もいらっしゃいますよね。
アナログ派デジタル派これも分かれそうなところですが、大事なのはコツコツち密にやっていく!ですね(^^)
Meg先生、コメントをありがとうございます。
twitterを上手に利用されている方がいるのですね。お話のとおり、方法は合うか合わないか、個人によって違いがありますよね。毎日なんとなく出来る、そういうものと出会えることが私も大事だと思います!