週末はしっかり楽しめましたか?
こちら南半球のメルボルンは真夏の復活で、35℃の暑さでした🥵
友人の海辺の別荘で過ごせたおかげで、潮風に癒されました。
それでは、現在完了形とその否定&疑問文を勉強したところで、過去完了に入っていきましょう!

すでにお話しした通り、完了形はhaveがメイン動詞です。
メイン動詞が時制を担当するので、haveが過去形のhadになったら過去完了ということになります。
ここまで納得ですか?👍
had+過去分詞=その状況を持っていた
ただ、完了形は「have+過去分詞」で一つの形なので、このhadだけでは足りません。
次にくる過去分詞が意味を担当するんでしたね。
逆にhadだけで終わったら、それは一般動詞のhaveということになります。
ただ、ここが重要ですが、意味的にはどちらも同じく「持っている」なんですね。
一般動詞なら次にくる目的語(名詞)を持っている、ですが、過去分詞なら「その動作・状況」を持っていると考えてみてください。
ここでは、hadなので「持っていた」んですね。
ではさっそく例文をみてみましょう。
I noticed that he had known the secret.
これをできるだけ返り読みしないで訳してみましょう
私は気づいた/(何かというと)彼が持っていた/知っているという状況を/その秘密を
うぁ、わかりづらい〜!!!と思った人のために、日本語の構文で書き直しますね。
私は彼がその秘密をすでにもう知っていたということに気づいた
こっちの方がわかりやすいでしょうね。日本語の語順なので。
でもいつまでも日本語の語順に直していたら、時間もかかるし、リスニングでは歯がたちません😩
最初は違和感があるかもしれませんが、英語はできるだけ英語の語順で理解していきましょう。
だんだん慣れていきますよ。しかもその方が、英語本来の意味に近いですからね。
慣れるまでの辛抱、頑張ってください👍
私が気づいたのも過去ですが、その時には彼はすでに持っていたんですよ、秘密を知ってるという状況を!なので、もちろん、彼が秘密を知ってた方が先に起こった事実です。
こんなふうに、過去完了が登場するのは、過去の話をするときに、もっと過去の内容を説明しないと話が伝わらないときです。
英語を頭から訳していく練習
お風呂に入ってからテレビを観た、のように2つの過去がポンポンと前後して起こった時は、わざわざ過去完了形を使うことはしません
I took a bath and then I watched TV.
のようにどちらも過去形です。
では、下の3つの文章も先ほどの例にならって訳してみましょう!
Tom had finished cooking by that time.
トムは持っていた/終わったという状況を/料理するのを/その時までには
「その時」と「終わった」という2つの過去があって、その時までにはもう持っていたので、「finish」が先に終わったことになります。
I had been sick for 2days when I saw a doctor.
私は持っていた/病気という状態を/2日間/私がお医者さんに診てもらった時には
お医者さんに診てもらった時には、2日間体調が悪い状況を持っていたわけですね。
I had never talked with Kevin before then.
私は持っていた/一度も話したことがない状況を/ケビンと/それ以前に
thenは、ここでは「過去のその瞬間」を指していますが、ケビンと初めて話した時のことですね。その前は一度も話したことがなかったと言ってますから。
どうですか? こういう訳し方に少しずつ慣れてきましたか。
国語の先生には褒められない日本語だと思いますが、英語を勉強するときはぜひこんなふうに訳して頂きたいのです。
わざわざキレイな日本語に訳さない。最終的には、日本語に訳さない。
それを目指していきましょう🤗

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