すきま英語

Part 6 過去を後悔・推察する助動詞表現②

Hello, again! 🥰 How’s your weekend?

あっという間の😁 週末はいかがでしたか?

さて、今週は年度末、そして新年度の始まりの方も多いですね。

新しいスタートを颯爽と迎えられますように👍

さて、今回も前回に引き続き「過去について言及する助動詞表現」です。

前回は「後悔」あるいは「イヤミ」系の内容でしたね。

「〜すればよかったのに」とか「〜しなくてもよかったのに」って言い方ですね。

そして今回は、過去を推察する助動詞について練習していきましょう💪🏻

では、また前回と同じ表をご覧ください。

50%の確率「may/might」の過去「〜したかも」

He may leave for Tokyo. と He might leave for Tokyoの違いは何だったでしょう?

過去形のmightには、仮定の意味合いが加わって「もしかして」とやや控えめになるんでしたね。
でも、時制は同じ、どちらも「彼は東京に向かって出発するかも」50%の確率で!でした。

そのとなりに have+過去分詞が来ると、「出発するかも」から「出発したかも」に変化します。

ちなみにleaveは自動詞(出発する)と他動詞(〜を去る)の両方ありますから、leave for Tokyo だと「東京へ(向かって)出発する」で、leave Tokyo だと「東京を出発する」になります。方向が全く逆になってしまうので注意が必要です☝️

「できたかも、だったかも」のcould have + 過去分詞

助動詞の過去形で唯一、時制も過去に変化することがあるのがcouldでしたね。

過去に変化することもある、ということは、しないときもあるわけで、ややこしいですね。

I can speak Englishだと、英語を話せる。そして、I could speak English when I was young. とすれば、若い時は英語を話せた、という意味になります。

こんなふうに「(過去)〜できた」という能力、可能について話すときは過去になりました。

それでは、そのとなりにhave+過去分詞がついたら、どうなるか?

「could have + 過去分詞」は「~できたかもしれない」「~だったかもしれない」という意味になります。

過去に実際には起こらなかったことや、できなかったことを表すときに使われます。

なので、They could have come to the party. は「彼らはパーティに来ようと思えば来れた」(でも来なかった)という意味になります。

強い思い込み mustの過去は「そうだったはず!」

must の根っこの意味は、強い思い込みでしたね。

「絶対そうに違いない!」という8〜9割くらいの確信で推量してます。

その後ろにhave+過去分詞がくると?

「〜だったに違いない!」となるわけです。

He must have known the secret. の意味は?

彼はその秘密を知っていたに違いない、ですね。

できないのcannot の過去は「できたはずがない!」

ここで少し変わり種の「cannot have+過去分詞」が登場します。

She cannot do it by herself. だと「彼女はそれを自分だけではできない」ですね。

それが過去になると「できなかった?」それでは、事実になるので、推量になりません。

ちなみに、そのまま過去形にして、She couldn’t do it by herself. です。

「cannot have 過去分詞」は「(過去に)…したはずがない」という意味で、過去の事柄についての否定的な推量を表します

「couldn’t have 過去分詞」も同じ意味で表すことができ、どちらも間違いではありません。

ただ「couldn’t have」は「どう考えてみても…」というイメージが追加されて、cannotよりも困惑や皮肉が感じられることもあります。

小学校時代、夏休みの工作の宿題で「どう考えても上手すぎる。絶対親にやってもらってるよね?」みたいな作品ありませんでした😅

She can’t have done it by herself.
彼女は自分でそれができたはずがない、さらに皮肉をこめたければ、
She couldn’t have done it by herself で、「どう考えても〜」となるわけですね。

というわけで、宿題はちゃんと自分でやりましょう!お疲れ様でした😊

\英語学習を始めたいと感じた方へ/

サービス紹介

ABOUT ME
マリリン
オーストラリアのメルボルン在住25年の英語講師、マリリンです。イギリスのロンドン、アメリカのロサンゼルスにも留学していました。英語学習、海外生活、異文化、いろんな情報を皆さんとシェアしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!