すきま英語

ラストはいちばん複雑で奥深い、第5文型

さて、先週は2年ぶりに「すきま英語」の連載再開ということで、自分へプレッシャーをかけるためにも、これまで「基礎英文法」を受講していただいた学習者さん、また現在勉強中の学習者さんにお声がけさせて頂きました。

おかげさまで、何とか平日毎日続けることができました。
今週も頑張りますので、どうかお付き合いください☺️

英文法はルールですが、無意味な(?)校則のようなものではなく、英語理解の道しるべでです。

いったん身につけば、これから出会う英語をよりわかりやすくクリアにしてくれますよ。

さて、いよいよラストの文型、第5文型に入っていきます!

まずは下の表をじっくりみてください。

前回やった第4文型のSVOOがSVOCに変化した形ですね。

Oは目的語で、Sから出た力(V)の届く対象、つまり目的でした。

ではCは何だったでしょう? 

Cは補語で、Sの中身でした。S=Cの関係が成り立ちましたね。

I am a student. : 私=学生 なので、ここでは[ a student]がC
I am happy:私=幸せ なので、ここでは[happy]がC

このように、Cになれるのは、名詞(学生)と形容詞(幸せ)のどちらかでしたね。

ということは、SVOCのCにくる品詞も名詞か形容詞のいずれかです。

違いは、SVCはS=Cに対して、SVOCはO=C になります。
表の例文を見てみましょう。

She made me sad. だと、Oが私でCが悲しいなので、どういう意味になりますか?

彼女は作った、私が悲しい(という状況)を:彼女は私を悲しませた。

My father named me Hanako. だと、Oが同じくmeでCが花子なので、

父は名付けた、私を花子と:父は私を花子と名付けた。

の意味ですね。どうでしょう、納得できましたか?

ではさらに深掘りしていきますよ。
この2つの文章の違いはどうでしょう?

She made me sad.
She made me coffee.

違いは最後の単語だけなので、一見同じ文型に見えますが、
She made me coffeeを第5文型で訳すと

彼女は私をコーヒーにした!

となってしまい、「シンデレラ」に出てくる魔法使いならできるかもしれませんが、普通はあり得ません😅

me=coffeeがあり得ないとすると、これは第4文型と判断して

彼女は私にコーヒーを作ってくれた と考えるべきです。

ほら、私にコーヒーが届いてるイメージが湧きませんか?

第4文型は「授ける系」の動詞のイメージでしたね。

最初のOに2番目のOが届くイメージの構文です。単語に意味があるように、文型自体が構文であり、意味があるのです。

だから、makeのように同じ動詞でも、文型によって意味が変わってきます。

文型の意味を知ってないと「訳がわからん!」となってしまうわけです。

他にも第4と第5文型のどちらにも使われる動詞の代表にleaveがあります。

このleaveで復習してみましょう。この2つの文章の意味を考えてみてください。

A) I will leave you dinner.
B) I will leave you alone.

youとイコールの関係が成り立っているのはどちらでしょう?

Bですね。私(S)はyou=alone(ひとりぼっち)の状態にleave(放っておく、そのままにしておく)しておくよ。という意味で、「あなたを一人にしておくね」(本人がそうしたいと思ってることを察して)

Aは授ける系なので、あなたに夕食を残しておくね の意味になります。

同じleaveでも微妙に意味が変わってますね。ここまで分かれば今日のレッスンは完璧です!

お疲れ様でした〜!今週も素晴らしい1週間でありますように。

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マリリン
オーストラリアのメルボルン在住25年の英語講師、マリリンです。イギリスのロンドン、アメリカのロサンゼルスにも留学していました。英語学習、海外生活、異文化、いろんな情報を皆さんとシェアしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!