さて、助動詞もいよいよ終盤戦に近づいてきました。
ここでまた復習です。
助動詞にはそれぞれ「過去形」がありましたが、実際に時制が過去になるのは、canの過去形「could」のそれも一部(能力)でしたね。
「過去形というよりも、仮定形って名付けていれば、日本人学習者の苦労も半減したでしょう」ってスタディサプリで有名な関先生もどこかで解説されていましたが、本当にそのとおりだと思います。
では、実際に過去形にするにはどうすればいいか?
今回はその方法について勉強していきます

助動詞+現在完了形=過去についての感情
実際に過去起こったことを説明するには、それは事実ですから、動詞の領域でしたね。
助動詞はあくまでも「感情」の追加であることをお忘れなく🧐
「あの時〇〇したかもなぁ〜/〇〇したに違いない/〇〇すればよかったのに〜!」などなど、過去のことを振り返っての後悔とか推理を伝えます。
形としては、助動詞のとなりにhave+過去分詞、つまり現在完了がきます。
では上から順番に見ていきましょう!
嫌味系のshould/needn’t + have 過去完了
shouldの意味は「するべき」でしたから、そのとなりにhave+過去完了で「するべきだった」になります。
You should have seen the view. だと? 君はあの光景を見るべきだったよ(残念だね〜見てないなんて)と、ちょっと嫌味っぽく聞こえますね。
でもそれほどいい光景だったんですよ😅
では逆に、見た人に対して、「見るべきじゃなかったのに〜(なんで見ちゃったの)と言いたい場合は、否定文にして
You shouldn’t have seen the view となります。
この「見るべきじゃなかった」というニュアンスとはちょっと違って、「見なくてもよかったのに、見る必要なかったのに」と言いたいときが、
You needn’t have seen the viewになります。
このときのneedは助動詞で、肯定形ではほとんど使われません(ちなみに、肯定文だとneed to が普通です)
shouldn’t(するべきじゃない) とはちょっとニュアンスが違う「しなくてもいい」(するべきじゃない、とまでは言わないけど)を伝えるために存在すると思ってください。
You needn’t have come at 5 o’clock は?
君は5時に来る必要なかったのに(実際は来たけど)ってことですね🥲
ちょっと長くなったので、残りは次回に持ち越します。
最後に1つ注意点として、発音についてお話しさせてください。
実は、should have の発音は「シュッドハブ」のようなカタカナ発音とはかけ離れているので、ちょっと工夫しないとまず伝わりません、あるいは聞き取れません。
hの音は文中に来ると、消えてしまうことが多いので、shouldaveのように聞こえます。
カタカナにすると「シュダブ」に近いです。
自分が発音できない音は、まず聞こえませんから、今日からでもこちらでいきましょう👍
ではよい週末をお過ごしください!Have a wonderful weekend🥰

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