今回からいよいよ(やっと〜?)イギリス英語(英語)とアメリカ英語(米語)の違いに迫っていきます。
まずは文法!
前回のチーム分けで、現代では米語人口が多数派であることをお話ししました。
映画、インターネットなどのメディアにおけるアメリカの影響の大きさを考えるとうなづけます。
イギリス人は米語が英語に入ってくること歓迎はしていませんが、知らず知らずのうちに使ってしまっているということもよくあります。
また昔イギリスで使われてた言葉が米語で復活し、イギリスに逆輸入されることもしばしば😅
このように、言葉というのはとても流動的なもので、ある言語が他の言語より優れているということは全くなく、単なる文化や地理、環境や時代が異なってるに過ぎないということを覚えておくことが重要です🙆♀️
さて、前置きはこれくらいにして今回から文法の違いに入っていきますが、そのトップバッターとして挙げたいのがこちら、
🇬🇧have got VS🇺🇸have
イギリスに到着直後から、よく耳についたのがこのHave you got〜?の質問でした。
日本人の苦手な完了形だ〜、とオロオロ。
図書館のカードを申し込もうとした時のこと、用紙を渡されて、
”Have you got a pen?”
と聞かれ、一緒考え込んでしまいました。
「すでにペンは持っていますか?」ってことだよね?ってことで、“Yes, I have.” で一件落着。
米語だと、わざわざ完了形を使わないで、
”Do you have a pen?”
“Yes, I do.”
と言いますよね。
そうなんです。
その後いろんな状況下で
have got=have (持ってる、ある)
had got=had(持っていた、あった)
ということがクリアになってきました。
ちなみに米語ではgetの過去分詞はgottenなので、
I have got a pen. という台詞自体、イギリスらしい表現で、
I have gotten a pen. がアメリカ的な言い方ということになります。
まあ、普通のアメリカ人は I have a penと言うでしょう。
あ〜あ、ややこしい😭
でも以前はhaveはもっといろんな動詞で使われてたみたいですよ。
今でも残ってるのがこのくらいでよかったですね😆
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