2年ぶりに留学生の到着もあり、慌ただしく始まった8月でしたが、
あっという間に、お盆の季節ですね。
こちらはまだまだ寒さの厳しい南半球のメルボルンから。
さて、今回は私の職場[TAFE(テイフと読みます)]について紹介したいと思います。
Technical And Further Education(技術的な高等教育)の頭文字を取ってTAFEです。
前回、留学先の教育機関についてMio先生があげられてましたよね。
こちらの内容です☟
実は、TAFEとは専門学校が集まってUniversity化したみたいな存在なんです。
専門学校が大集合した感じ💪
日本だと、
調理師になりたかったら料理学校、
看護師になりたかったら看護学校、
美容師になりたかったら美容師学校、
歯科衛生士になりたかったら….
とそれぞれの職業にあった専門学校に進みますよね。
このTAFEは、その集合体です。
うちのTAFEはメルボルンが州都のビクトリア州で最大級だけに、
5つのキャンパスに、コースの数はなんと500以上!
こんなにたくさん職業ってあるのかって感じですよね。
今回タイトルで使った写真も、2階の廊下から見下ろした風景。
建築系の学生の作業風景。
日本だと、大工になるには、親方に弟子入りして見習いとして学ぶことが多いですが、こちらは全て「免許」の世界。大工も配管工も例外ではありません。
建築関係、航空関係、金融関係、デザイン関係、園芸関係、
医療関係、芸能関係、ファッション関係、ホスピタリティ関係、IT関係、
教育関係、もっとあるかな?
おそらく、ここにコースのない職業は
「医者」「弁護士」「政治家」「宇宙飛行士」
くらいかなぁ、と思ってしまうほど😆
こんな「手に職」系の総合大学TAFEが育ったのも
オーストラリアの国の成り立ちが関係してるのかもしれません。
まだ200歳ほどの若い国なので、多くの分野で専門職が必要なんですね。
それを反映した移民政策では「手に職」を持ってる人はポイントが高い。
オーストラリアの永住権をゲットするために、
TAFEで勉強する外国人もかなり多いです。
次回はオーストラリアの移民政策とTAFEについての関係を少し
掘り下げて紹介します。
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