この間、日本語教室で”国・国籍・言葉”というテ-マで単語学習をしました。
その時に、小6の女の子からヨ-ロッパには旗があるのに、なぜアジアには旗はないのかと質問され、焦りました。
めちゃくちゃなフランス語で、しどろもろに、ヨ-ロッパは地理的な区分の名称+相互に協力し合う連合体の名称でもあるので、集まった個々の国を統合するシンボルとしての旗が必要だけど、アジアは地理的な区分の名称であって、個々の国が集まって連合体を形成していないので、旗が必要ないのではと答え切り抜けましたが、あっているのでしょうか?
さて、欧州連合ですが、英語では
European Union = EU
です。このEU、日本語でも同じ略語ですよね。が、フランス語になると
L’Union européenne =UE
と逆さまのアルファべットの組み合わせになります。
この、略語名称が英語とフランス語で微妙に違う、結構あって、子供達と会話をするのに苦労します。
例えば、今の不穏な世界情勢にいて、大事な役割を担う国連は
United Nations = UN 英語
L’Organisation des Nations unies = ONU フランス語
治療薬がまだ見つかっていない病、
Acquired Immunodeficiency Syndrome =AIDS 英語
Syndrome d’Immuno-Déficience Acquise = SIDA フランス語
ウクライナ問題と深くかかわっている
North Atlantic Treaty Organization = NATO 英語
L’Organisation du Traité de l’Atlantique Nord = OTAN フランス語
ね、結構厄介でしょう?
フランス人は外国語、特に英語の流入に抵抗している感があります。
例えば、PCのマウス。
フランス語ではネズミを表すune souris。
A computerはl’ordinateur
an emailはun courrier électronique
かたくなだ-。
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