7月、こちらフランスでは本格的な夏休みが始まります。
夏休み、イギリス英語ならHoliday、アメリカ英語ならVacation、カタカナ日本語ならバカンスですかね。
あれ、バカンスって英米語からじゃあないの?これはズバリ、フランス語のLes vacancesからです。そして、フランス語ではいつでも複数扱いです
小・中・高ともに、公式夏休み開始日は、今年はなんと七夕の7月7日です。
小学校では、飛行機や宿泊先などのお値段を少しでも抑えるために、自主欠席で6月末頃からヴァカンスに出かけるフライングご家族は珍しくありません。
正式にはお休みの理由を添えて教育委員会の許可をもらうこととなっていますが、数日間の自主欠席の場合は、病気ということにして面倒な手続き無しでお休みさせているご家庭も多いと思います。学校も、数日なら黙認しているようです。
中学校、高校では6月中旬に成績会議が終了しているのと、6月15日から始まるBrevetやBacの試験に先生方が駆り出されているのとで、6月最後の2週と7月最初の週はお遊び内容の授業が続きます。ですので、自主さぼりの子は多く、欠席届けを形式的に出せば、学校側も欠席を承認してくれます。
先週、娘の高校のクラスでは36人中16人が欠席でした。今週はもっと少なくなる予想で、娘も学校に行くのをごねています。
実際、休講が多発し、実質授業時間が朝8時から9時までの1時間、その後11時から12時まで、そして午後3時から5時とかいう時間割で、お遊び内容だったら、行きたくなくなる気持ち、わかります。
大学は、色々な機関があるので、どこに通っているかによって違いますが、息子が通う理系単科大学では、6月24日、金曜日まで授業&試験でびっちりで、結構タフな生活を送っていましたが、やっと夏休みに突入です。
学部la Facの学生さん達は5月末から楽しい夏休みを迎えていたようです。
まとめてみると、フランスでは7月と8月の約2か月がざっくり夏休みといった感じです。新学期は9月1日からです。
夏休み、やはり長いな-って思いますよね。そこのあなた、ここでそんなことを思ってはいけません。
イタリアの夏休みは、なんと6月7日前後から9月15日前後までと約3か月です。
この長い夏休み、一体全体どうやって過ごすのか、気になりませんか?それは次回のお楽しみ・・・
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