イタリアでの3か月の夏休み、我が家は毎年2か月日本へ帰国していたのと、私が家で仕事をしていたので、特に考えたことがなかったのですが、大抵の親御さんには頭が痛い夏の宿題です。
古今東西、まず頼りにするのは近くに住む祖父母です。
大抵の祖父母は大喜びで無料ベビ-シッタ-を引き受け、毎日のお世話にあけくれ、運が良ければ、海や山に避暑に連れて行ってくれる場合もあります。
あ、この海や山に避暑に行く話ですが、こちらでは、海や山にバカンス・ハウスがたくさんあり、マンションの一軒を週単位、月単位で借りる事は珍しくありません。かくいう我が家も、子供が喘息気味だったので、喘息には海の空気が良いとお医者様に奨励され、小さいときは海辺の街にマンションを1か月借りて、避暑に行っていました。今は、山か海に1週間か2週間行きます。
さて、祖父母が近くにいない場合はどうしましょう?
夏の時期、いろいろな機関がサマ-・キャンプや夏休み1日学童のようなものを提供しています。スポ-ツ、英語遊び、芸術、1週間の旅行・・・民間企業のものは高めですが、市や教区の教会のものはお手頃価格で参加できます。
そういったプログラムをうまく利用しながら、6月は夫が1週間、7月は妻が1週間休暇を取って、それぞれ子供達と旅行へ、8月は家族全員で1週間旅行、それ以外の時期は例のキャンプ等へ、てな感じで子供達が家に一人でいないように計画します。。
義理の妹は、祖父母べビ-シッタ-がいるので、心配ご無用。各6、7、8月に家族旅行。6月の旅行は2週間と彼女は夏になんと4週間の休暇を取る優雅な生活。これも、びっくりですかね。
さて、フランスも似たようなものですが、フランスの人気はColonie des vacancesという優れものです。これは旅行型プログラムです。娘は去年はコルシカ島に1週間、今年はポルトガル&スペインに12日間参加です。友人のお子さんは豪華版で、コロナ以前はキュ-バやアメリカ、コロナになってからは仏領マルティニックやニュ-・カレドニアに行ってました。
フランスでは、これらのプログラムに参加するために、市や国から補助金が出ます。また、会社によっては500ユ-ロぐらいの補助金を出してくれる社員にやさしい会社もあります。
ざっくり、夏の過ごし方でした。
\ ワールドトークでMasami先生のレッスンを受けられます! /