すきま英語

日本人のよくある外国人対応

‘microaggression’

*micro: 小さな・ミクロの
*aggression: 攻撃性・攻撃的態度

先日ダンナがある記事を見つけ、シェアしてくれました。
一部抜粋の形ですが、私の日本語訳で紹介しますね。
(記事の投稿者は、日本在住のカナダ人男性)

『日本に住み始めて9年目で、仕事は英語講師です。
日本に来て最初の2,3年は、お店や日本人の友達の家などで
箸を使う機会があると、

「うわー、箸使うの上手~」

と褒められ、素直な気持ちで「有難うございます」と返していました。

でも3年を過ぎるくらいから、箸を使う度に『上手~💛』と
同じ言葉を浴びる事に、微妙なイラつきを覚えるようになりました。
microaggression(マイクロアグレッション)です(笑)

お箸の国にこれだけの期間住んでいて、お箸が使えるようになるのは当然でしょ?と思います。
逆に3年経っても箸が使えない人に、『大丈夫❓』と聞く方が普通にも思えるくらいです(笑)

大きな感情ではないこのmicroaggression、まさに’Pebble in the Shoe'(靴の中の小石)な存在です。』

案外深い記事ですよね~

身内話ですが、

山口の田舎で祖父母は酒屋を営んでいたのですが、私が高校生の頃に祖父母宅に居たら、近所のアメリカ人男性がお店にやってきて、
クリアな日本語で笑顔と共に祖母に

「おかあさん、ビールを5本ください。」

と注文したにも関わらず、祖母は笑顔で混乱してたんです。

最終的には「またねー」と仲良な感じでサヨナラはしてました(笑)

「あの人日本語話してたじゃん?分からんかったん?」と祖母に聞くと、

「まさかあの顔(言い方は田舎の人なのでラフですが(笑)、ブロンド&ブルーアイズの人という意味)から日本語が出てくるとは思わんかったけえ、
頭が真っ白になったんよ(笑)」
と。

日本は海外に比べて特にこういう「勝手な思い込み」が強いのかも。
いろいろ考えさせてくれたmicroaggressionでした(笑)

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まさみ
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