発音矯正レッスンを受けられているアメリカ在住の生徒さん。小さなお子さんがいらっしゃるので、レッスンも早朝か夜遅くに頑張って取られています。
彼女は「スポンジ」のようにレッスン内容を吸収するタイプで、教える側もかなり爽快感が味わえるレッスンとなっています(笑)
先週レッスンで、スカイプの画面がONになった瞬間に彼女が、
「まさみ先生、読みました!」
と、私が書いた本を手に取り笑顔で言ってくれたんです。
私は一瞬「え?。。。。え?どういうこと?」と軽く混乱。
なぜかというと、もちろん私が書いた本なのは分かったのですが、私が生徒さん(主にコーチングを受けられた方)に本を紹介する時は、日本在住の人を対象にしてるんですね。理由は、私の本は海外発送可能なアマゾンなどでは販売してないので。
なので、このアメリカ在住の生徒さんには本の事は伝えたことが無かったんですよ。
話を聞いてみると、私のインスタでチラッと本の事を知り、すぐに日本のお友達にお願いしたとのことでした。
いや~、本当にこういうことってあるんだなあって感動しました。
私は自分に関する宣伝が苦手でしかも疎いんですよね。なので、この本に関しては心の中で「大丈夫。必要な人の手元には届く」と勝手に言い聞かせてきてるんです(笑)宣伝力は最低限のレベル(笑)なので、今回は本当に有難い気持ちでしっかり満たされました。
興味深い本の感想
ここ数回彼女の発音矯正レッスンの中で、少しコーチングの要素も入れ始めてるんですね。
私のレッスンの土台がコーチングの考え方なので、レッスンにコーチングが入らないことの方が実は至難の業だったりするんですよね(笑)
彼女が今回本を読んでくれたこと自体感動なのですが、彼女のフィードバックがまた興味深かったんです。
「まさみ先生がレッスンに入れてくれているコーチングは、本の内容を具体的に「私用」にチューニングしてやってくれてるなあって実感しました。
なので、この本は私にとってはレッスンで欠かせない補助テキストの役割になってます!」
こういう風に本を自分らしく活用してくれている彼女に尊敬の瞬間でした。
本って、誰か一人を対象にして書けないので、時には内容が抽象的になってしまうこともあります。だから、私は個人コーチングも積極的に勧めています。英語に対する基本的な土台作りは、この本でしっかり身につきますが、やはり学習者は十人十色。みんな性格や思考もスタイルも違うので、最終的には個人に具体的に寄り添ったアプローチで「仕上げ」る事が「技術を活かす」ことに繋がると思っています。
それを彼女は今回体感してくれたんだなあって思い、すごく嬉しかったです。
有効利用の重要さ
本の話がメインにはなりましたが、最後に改めて伝えたいことをシェアしますね。
今回の生徒さんは、私の本をただ読んだだけではなく、その後に自分なりな「活用法」を考えてくれました。ここがすごく大事なんです!
世の中には「為になるもの」が散乱しています。いろんな分野に関する書籍、動画、セミナーなどなど。これらには為になる「要素」が入ってる『だけ』なんです。つまり、これらを手に入れただけでは、その「要素」は「要素」のまま。
それを自分に合った『活用法』で活かしていかないと、《使える技術》にはならないんですね。
他力本願な学びを無意識にされてる人も多いです。ただ、その場合悩みは絶えないかもしれないんですね。
でも今日から『自力本願』で、しっかり周りの「要素」を上手に(有効に)吸収、活用していってもらいたいって思います。
スコットランドより応援していますよ~!
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