スコットランドではトロピカルな気温の20度前後が3日続き、珍しく3日連続で近所のカフェレストランでサイダーを満喫。そして今日は10度ちょっとの雨。慣れませんねぇ、ここのワイルドな天候(笑)
最近発音矯正のレッスンが少し続いた中で、ある一つの『共通点』があったのでシェアさせてもらいます。
その『共通点』というのは、
★知ってる単語はさっさと喋る★
発音矯正でお会いする人のほとんど(と言ってもいいかも…)が、自分が苦手な単語、音、または知らない単語に対して構えてる状態です。
逆に、知ってる単語・音、何回も今まで使ってる単語・音、カタカナ的に知ってる単語などは「さっさと扱う」んです。
英語は
「出来ないものを集中してできるようにさせる」
というものではなくて、
「全体的なバランスをとる」
ということが大事です。
なので、例えば苦手だった単語の発音が改善しても、
その前後の「既に知ってる単語」がテキトーに流されると、
聞く側には
「バランスが欠けている」
という印象が残ります。
あと、よくあるのが、
「○○の単語の発音が苦手なんですよねえ」と言うけれど、
実際その発音がしっかり入っている他の単語は特に問題なく発音しているという事例。
不思議ですよね?(笑)
これは、発音自体の基礎がグラついてる証拠なんです。
または、ネイティブ発音を意識しすぎて焦ってる状態かも。
発音の基礎を細かくマスターする必要はないです。
なぜなら、発音に関しては日本人でもいろんな音、ありますよね?
舌ったらずの人の音
口をあまり開けずに喋る人の音
早口な人の音
モゴモゴ話す人の音..etc
なので、発音で大事なのは、
☑舌がどこにつくのか
☑舌はどんな状態で定位置に付くのか
(先だけ?それともしっかり付く感じ?)
☑口の形(口の中の形)はどうなのか
という《情報》を意識すること。これらの情報で基礎が固まるので、あとは応用(ひたすら意識して使う)のみ。
皆さん、苦手な発音も苦手ではない発音(普通に出来ている単語)も、同じレベルで丁寧に発話してみてくださいね。
今週はダダ曇りのスコットランドですが、先週の奇跡的な夏日に、散策コースでロバさんと撮りました(ダンナが(笑))久々の再会にロバさんはご機嫌斜めでした(笑)
今回は初の第二弾的な投稿(笑)
今回は発音矯正レッスンで、私が意識してアドバイスしている音を紹介しますね。
これらの音は「案外スルー」系ですが、意識して発話するとナチュラル感がかなり増します!たかが音、されど音です。 今回は2つの音を取り上げます。
👉 i 👉 d/t/l/n (*ここで挙げるl/Lは、後ろに母音がつくもの)
簡単に説明しますね。
まず ‘i’ 👉 日本語の「い」という形の口で発話される人が多い音です。
口の形ですが、「い」のように横に広がりません。どちらかというと下唇だけを下げる感じです。 案外目からウロコだと思います。
意識して練習してみて欲しい単語: in / think / live …etc
次に ‘d/t/l/n’👉 これら4つは、舌のつく場所、つけ方などは全て同じ。
舌先が上の歯の根元ライン《辺り》に付きます。
舌のつけ方は、私的には舌先から1.5cmくらいの部分が、しっかり口蓋部分にくっついてる感じです。
日本語のラ行を発音する時は、舌先が口蓋部分にポンポンとつく感じですが、英語のこれらの音は、舌がまっすぐ伸びてる状態で👆(口蓋方向)へ平行移動して「べったり」つく感じですね。 あと、これらの音が単語の最後に来る場合は、舌の位置が定位置にあれば、《あえて》舌を外して音を出す必要はありません。舌を定位置に付けた状態で発音を終えましょう!
意識して練習してみて欲しい単語: day / tent / lime / in / on…etc
今回書いて思いましたが、発音を文章で説明するって難しいですね(笑)
前回の投稿も含め大事なのは、R, F/V, THなどのメジャーな音以外にも
《丁寧に意識する価値のある音》
というのはあるということを知るということです。 次回は私が学生の時に体験した「発音」に関する目が覚めたハプニング(。。。大袈裟(笑))をシェアさせてもらいますね!
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