今日は生徒さんに
「あ、そこでも使えるんですね」
というコメントをよくもらう表現の一つを紹介しますね。
今ではたくさんの人が聞いたり使ったりしているSHAREです。
シェアの意味
これ、日本語(カタカナ)でもよく使いますよね?
ただ、きちんとshareの意味を考えて使ってる人は案外少ないようですね。
なので、先ほどシェアしたような生徒さんからのコメントが出てくるのかなあって思います。
日本では
share:食事とかを取り分ける・何かを一緒に使う・共有する
という感じで理解されていると思います。もちろん英語でも同じ意味合いで使われているんですが、この「共有する」という意味は、目に見えるものだけに使われる表現ではないんです。
分かってるようで分かってない部分だったりするので、百聞は一見に如かずで、例文をシェアしますね。
1)
A: How was the gathering last night?
昨日の集まりどうだった?
B: Absolutely great! All of us love travelling, so we ended up sharing our travel stories for hours.
最高だったよ。みんな旅行好きだったから、最終的にはそれぞれの旅行話を何時間もしてたかなあ。
2)
A: I have to go to Fukuoka for business next week.
来週福岡出張なんだよね。
B: Oh really? I’ve been there enough times but the food is incredible!
そうなんだ?私何回も行ってるけど、食べ物最高よ。
A: Well then, will you share some information about good restaurants?
それなら、美味しいレストラン情報とか教えてもらえる?
👆の例文ですが、shareの代わりにgive/tell/talkなどが頭にぱっと浮かぶ人は多いと思います。もちろん日本語の意図する部分から外れてなければ、shareを使わなくても全く問題なしです。
今回はあえてshareを使うことで、学習者の皆さんが
「なるほど、こういう時にもshareは使えるんだあ」
と思ってもらえたら最高です。
なぜなら、普段使いの日常会話でshareは想像以上に使うからなんです。
《共有する》という意味
shareは相手が持っているものを共有する、または自分が持ってるものを相手と共有する時に使える便利表現。
自分が持っているものを相手に完全に「あげる」、相手が持っているものを自分が完全に「もらう」というのはshareではないという事なんです。
これは物理的なものだけではなくて、思い出、情報、気持ちなどといった目に見えないものであっても、それを他人と「共有する」という意味であればshareは十分使えます!!
是非今日からでも意識して使ってみてくださいね!
\ ワールドトークでまさみ先生のレッスンを受けられます! /