ライティング課題などで便利な翻訳サイト(以下『サイト』と表記)を頻繁に利用している学習者さんは多いですよね。
ちなみに、便利なものって、逆に何かを不便にしてしまうという特徴もありますよね。
分からないものを分かるようにする。これは大事。
私も生徒さんがシェアしてくれた情報などで、知識不足なものは、レッスン後にGoogle様を活用しまくります(笑)
知らないことを知る(ちょっとでも)って、なんだか気持ちいいですよね。
翻訳サイト依存
英語学習に関しては、少し見方が変わります。
サイトをしっかり利用した文章は、教える側からすると、案外「丸分かり」なんです(笑)頷かれてる先生方も多いかな(笑)
それを指摘すると、
「え…?バレました?」
「えー、恥ずかしい。。。」
という可愛らしい反応が来ます(笑)
「ちゃんと伝えたい」という思うあまり、サイトについつい手が出ちゃうんですよね。これって、とっても日本人だなあって思います。みんなすごく真面目で、相手の事を考えてくれるんですよね。
便利なサイトですが、上にも書いたように不便な部分もあります。
サイトを使えば使う程、自分の実力がより一層ぼやけるんです。文章は比較的楽に作れるけど、肝心な自分の実力がよく分からないという不便な状態になるんです。
英語のフリートーク中にサイトって利用しないですよね?
もしかしたら、「ちょっと待ってください」と言いながら、利用する人もいるかもしれませんが、頻度は低いと思います。そうでないと、会話の流れが止まってしまうので。
《借りた知識》と《身に成る知識》
教える側は、生徒さんが今ある英語力(実力)を素直にシェアしてくれると助かります。
なので、生徒さんが毎回サイトを使いちゃんとした文章を作ってくれたとしても、それはその人の「実力」とは違うものになるので、少し微妙なんですよね。
私的には「実力じゃない英語」に添削を入れることはもちろん可能ですが、生徒さんにとって意味があるのかな?って考えると、ちょっと複雑なんです。
サイトで得た「借りた知識」は、なかなか自分の身に成ることはないんですよね。なので、自分の英語力を100%素直に出すという事を心がけてもらえたら嬉しいなって思います。
「今の自分(=現在地)」を知る
私が得意とする作業なんですが、自分の「現在地」を知るという作業。又は、今の自分を知るという作業。
これ無しだと、目的地設定も悩むし、目的地にたどり着くまでに迷子になる確率が高いんです。
迷子になると多くの人が自分の能力の無さを責めます。(←日本人特有)
これは能力ではなくて、単純に自分の実力状況をしっかり分かってないだけなんですよね。
自分の実力をしっかり理解するには、まずは等身大で先生にぶつかって行って下さいね。
その方が上達の速度が上がるし、あと学習に対する負担がかなり軽減されます!
新年を迎える前に《自分の英語の現在地》を考えながら2022年の英語生活を振り返ってみるのもいいかも。
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調べた表現かどうか?は大体わかりますよね(^^;
フリートークでも会話が止まって「あ、検索してるかな?」みたいな時もありますし。
便利なものは使った方が良いとは思いますが、時には自分の現在地を知ることも大事ですよね。
使い方が大事かとおもいます。
(笑)Megさんも頷かれましたね(笑)
「ちゃんと喋ろう」っていう思いは相手思いで優しいなあって思うんですよね。ただ、検索を「ただ使う」のと、「身になる使い方をする」の違いを考えれたら、ホントの意味で検索が便利で、最高のツールになるんですよねえ。Megさんが言われるように、何でも「どう使うか」なんですよね