前回の投稿の後に、「あ、これも」と思い出したことがあったのでシェアしますね。
時制は自分の視点の位置
ちょっと面倒くさそうな見出しですが、案外内容はシンプルです。まずはお約束の例文から。
A: 今週土曜の飲み会の時間決めた?
B:それがまだ決めてなくて。。
A: Have you decided the time for Saturday?
B1: Well, I haven’t decided yet.
B2: Well, I don’t know yet.
B3: I’ll let you know soon.
👆の対話例のB部分を3つご用意しました。
Aの質問に対しては、私の経験ではB1で返す人が多い感じがしますね。
もちろん正解です。
今回3種類の返しを紹介したのは、コミュニケーション英語は「正解」は1つではないということを頭に入れてもらいたいからなんです。
★B2の視点は、まだ時間は決まってないから、「今はまだ分からない」という現在目線。
★B3の視点は、今の段階では時間が決まってなくて、もう少ししたら決まるだろうから、「またすぐ知らせるね」という未来目線。
自分の立ち位置で表現する
日本語でも英語でも同じですが、
過去形で聞かれてるから絶対過去形で返す
完了形で聞かれてるから絶対完了形で返す
などの「絶対法則」というのはないんですよね。
日本人は学校英語時代に「正解は一つ」的な感覚をしっかり受けてるので、どうしても「正解」を強く求めてしまいがちなところはありますよね。
なので今日からは、「正解は複数」を意識してみてくださいね。
時制(形)より、相手に伝わって欲しいこと(伝えたい事)が伝われば、それが正解なんですよね。
英語が身につくスピードと、頭や感覚の柔軟性って比例するんです!
「こうじゃないとダメ!」という考え方は、そっとどこかへ置き去りにしていきましょうね(笑)
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