前回の投稿で、
英語(技術系全般)は「知っている」だけでは「使える」事にはならないというお話をしました。
今日は具体的にどうやって「使える」英語を身につけるのか。。。について、ちょっと語ってみます。
中途半端
私はレッスンで添削を口頭解説することが多々あるんですが、
「同じような表現だけど、ここでは○○の方なんだよねぇ」
などという指摘をすることがあります。
こういう時に生徒さんが「どうしてですか?」と質問をすると、教える側からはいろんなパターンが返ってくると思います。
☑ 「ニュアンスが違うだけだよ」
☑ 「まあでも同じようなもんだから気にしなくていいよ」
☑ 「こういう表現をここではとにかくしないんだよねえ」
「そう言われた事ある~!」って方も多いと思います。私もしっかりあります。
私は個人的にこういう返しは「中途半端」で苦手です。。(笑)
私が英語を学んでいた時(今も継続中ですが。。)、こういう返し方をされると、すごく気持ち悪かったんです。
その先生に対してというよりは、「理解しきれてない感」がものすごい残り、とってもモヤモヤした感じだったんですよねえ。
当時はグーグルが行方不明だったので、どう自分の頭を使っても、クリアにならない。。。という時代だったのもありますが…
そういう事もあり、教える側に立つようになってからは、説明の際はしっかり相手が理解できるようかなり意識しています。
イメージの重要性
具体的には…
似たような意味ではあるけど「ここでは違うんだよね」という場合は、
生徒さんが使って間違えたニュアンスも必ず「生かす」ように説明します。私は例文をたっぷり使ってサポートします。
「正しい」を知ることは簡単なんですが、「なぜ間違えなのか」をクリアにしないと、同じようなミスが追いかけてくるんです。
生徒さんが
「ああ、そういう時はコレで、こういう時はソレなんですね?なるほど!」
というところまで《イメージ》できるようにします。
これが、【腹に落とし込む】ということなんです。
モヤモヤ解消運動
よく生徒さんから
「あ~、そういうことなんだ。。」
という言葉を耳にする度に、やっぱりみんなモヤモヤしたままなんだなあ…って実感すると同時に、モヤモヤになっている事すら感じずに、ひたすら頑張ってる人もきっと多いんだろうなって少し切なくもなります。(勝手に)
このモヤモヤをしっかりクリアする活動、これからも頑張ろう!って思う今日この頃です。
「学校で習ったから」「前に先生が言ったから」。。という言葉もよく飛び交いますが、
自分がしっかり腹に落とし込めるようにするには、他人の言葉を自分の言葉で理解できるようにすることなんですね。
なので、正解の時も私はたまに生徒さんに、
「これ、どうしてコレになるの?」
って聞く時があります。はい、意地悪です(笑)
その時に、たいていの人は、「え。。。違うんですか?」となるんです。(自信持ちましょう!!(笑))
私にとって大事なのは「正解が出る」より、「なぜそれが正解なのか」なんですよねぇ。もうマニアのレベルですよね?(笑)
でも自問自答が大事な理解のプロセスなのは間違いないです!
「自分なりの解釈が出来ているか」を大事にしていきましょう!
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モヤモヤ回答は避けたいところですよね。私も出来る限り腑に落ちる回答を心がけてはいますが講師も生身の人間ですので完璧ではないです。モヤモヤ回答をしてしまったときはレッスン後に自分が某リサーチ&勉強、そして補足解説までやり切りたいですね(^^)これでスッキリ!
Megさん、講師も生徒も生身の人間なので、結局コミュニケーションが大事にもなってきますよね☝️私の友人が人生最後の瞬間まで「まさみ、死ぬまで学びだからね」って言ってました。まさにそうですね。Megさんのコメントで彼女を思い出しました!有難う!