昔々、若くてぴちぴち元気な私がイギリスで勉学に励んでいた時、クラスメ-トと比べ英語力がない事、とりわけ語彙力のなさを痛感し、悩んでいた頃のお話です。
悩む私を救おうとして、ホスト・ファミリ-はあるゲ-ムを教えてくれ、才女の友人は私のために単語学習本を薦めてくれました。私は今でもそれを愛用していて、皆さんの学習のヒントになればと思い、公開することにしました。ただし、ご紹介する本は大昔に買ったので、今でも手に入るかどうかは疑問です・・・
まずは、ホストが紹介してくれて、一緒に遊んでくれてゲ-ム、”Scrabble”です。
これは、今でも人気ゲ-ムなので、どこでも手に入ると思います。
手持ちの文字を組み合わせて英単語をボ-ドの上に作っていくゲ-ムで、気の合う人と楽しみながら、英単語を学べちゃう、非常に画期的なゲ-ムです。
醍醐味は、単語を多く知っていても必ずしも勝てるというわけではないところだと思います。
まず最初にAからZのアルファベットと1から10までの数字が一緒に書かれたコマが配られるので、そのコマを組み合わせて英単語を作り、自分の番になったらボ-ドの上に並べ、お披露目します。使ったコマの数字の合計が自分の得点となります。
自分が考えた単語のお披露目は、ボ-ド上に縦・横にアルファベットを並べて行います。斜めはだめです。
ボ-ド上にはところどころにボ-ナスポイントがもらえるマスが設置してあるので、このマスと文字をうまく組み合わせて使うことで、一気に大量得点を得ることができます。
例えば 犬のPoodle = P(3点)+O(2点)O+(2点)+D(2点)+L(2点)+E(1点)=12点です。
が、この中のどれかの文字がDouble word(完成した単語の得点が2倍になる)マス上にあったりすると、得点は24点ということになります。
ね、おもしろそうでしょう?楽しみながら英単語も学習できる、天才的なゲ-ムなんですよ、これは。
次は、友人が薦めてくれた単語学習本、Neson社の”Word Perfect”です。
この本は私の知りたい単語を効率よくまとめてくれています、使い勝手がいいです。
まずは行動、感情、性格など6つのSectionにざっくり分かれています。
次に各主題のなかでいくつかのUnitにわかれ、そのUnitのお題を提示。
そして、お題の中で同系列の単語を集めたPartなるものが現れ、各Partで学習する単語、単語の意味、例文、最後に練習問題でおしまいなります。
細分化されているので、1ぺ-ジ目から始める必要がなく、自分に必要な単語、自分の知りたい単語のUnitにまっしぐらに進み、学習を開始できます。
Heinemann 社の“Wordbuilde”も似たような構成で、才女の友人はこちらを愛用していました。
もう何十年も前に購入したものなので、廃版とかになっているかもしれませんが、大事なことは、自分と相性の良い本に出合うことだと思います。
他にもPenguin社の”Test Your Vocabulary”シリ-ズがお気に入りです。
1から5まであり、イラストで学ぶ単語や会話表現、クロスワ-ドパズル、定番の穴埋め問題と多様なタイプの練習問題をこなしながら、効率よく自分の語彙力をチェック&学習できます。
さっき、ひっさびさにちらっと5巻をやってみましたが、ほらほら忘れている単語、ありましたよ (´Д⊂グスン
精進、精進、日々勉強ですね。
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