すきま英語_Meg先生

“easy”だけど”easy”じゃない!?~英検ライティングの落とし穴~

Hi there!! ベトナム在住講師Megです。

今日は英検ライティングでよくみられる間違いについてお話します。

『どちらの方が簡単か?』系問題の落とし穴

英検のライティングに関わらず「どちらの方が効果的か?簡単か?」といったことを述べる機会は沢山あると思います。

例えば以下の英検過去問を見ていきましょう。

    What is the best age for people to start learning English?

    英検準2級 2019-2より

    この問題に対して『子どもの方が簡単に英語を学ぶことが出来る』

    ことを言いたい時によくありがちな間違いとして

    Children are easier to learn English.

    というパターンをよく見かけます。

    さてどこがおかしいのでしょうか?

    “easy”の意味

    easy

    ①(物事が)簡単な、容易な

    ②(物事が、人が)厳しくない、ゆるい

    ※辞書的には他にも様々な訳がありますが、今回はこの2つに注目します

    例文をそれぞれ見ていきましょう


    It is easy for her to find a job.
    彼女にとって職を見つけることは簡単だ。

    His house is quite easy to find.
    彼の家は見つけるのがとても簡単だ。


    The first half of the program was tough but the second half was easier.
    プログラム前半はきつかったが後半は楽だった。

    Mr. White is too easy on Pete.
    ホワイト先生はピートに甘すぎる。

    人が主語となる場合②の意味となるので

    Children are easier to learn English.
    英語を教えるのに子供たちはちょろいもんだ

    のようなニュアンスになってしまいます。

    「子供の方が(大人に比べて)英語を学ぶのが簡単である」ことを言い表したいのであれば

    It is easier for children to learn English.
    Children are quick/fast learners.

    などと表現してあげると良いでしょう。

    本当に子供たちは”fast learner”だな、とベトナムに住んでいて実感しています。”slow learner”ながらベトナム語の学習も頑張ろうと思う今日この頃です。

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