Hi there!! ベトナム在住講師Megです。
『世界の英語能力ランキングで日本の順位が下がり続けている』というお話を聞いたことはありますか?
前回のブログでお話したように、世界の英語話者の約8割がノンネイティブとなります。
そのノンネイティブの中で
EF EPI(EF 英語能力指数)
世界113か国・地域の英語能力ランキング
というのが毎年出されており2023年版には以下の記述があります。
東アジアの英語離れが継続か
EF EPI EF 英語能力指数 世界113か国・地域の英語能力ランキング
成人の英語能力は、東アジアでは過去4年間、日本では過去10年間低下し続けており、今年日本と中国で起きた大きな変化が、低下にさらなる拍車をかけています。
今年、米国の大学に入学した東アジアからの学生数は大幅に減少しており(2020年と比較して、2023年には韓国で20%、中国で30%減少)、パンデミックによる渡航制限がその要因として挙げられる一方で、より広範な政治的および人口統計学的変化による影響や、教育における西洋文化の覇権を疑問視する人々が増えていることも一因だと考えられています。
https://www.efjapan.co.jp/epi/
日本の英語能力の推移
EF EPIによると日本の英語能力は2023年時点で113国中87位。
世界の中でも『低い』と評価されています。
詳細はリンク先の報告書を確認していただきたいですが、確かに2011年から右肩下がりで気持ちも下がってきますね。。
ベトナムの英語能力の推移
一方で、私の住んでいるベトナムは右肩上がり!
2023年は58位で評価も『標準』と日本を大きく引き離しています。
経済成長の勢いと共に英語能力向上の勢いもあるなと感じます。
実体験から感じるベトナムと日本の英語能力の違い
ここまではあくまで数値の世界のお話です。
では、実際にベトナムで生活していての実感はどうでしょう?
あくまで個人的感覚ですがベトナムと日本の英語能力は『同じ位』だと思います。
外資系企業に勤める方や外国人向けのお仕事をされている方、若者の一部はとても流暢な英語を話します。
観光地エリアでは簡単な英語は通じますし、街中のスーパーへ行けば従業員が10人いたら1人くらいは簡単な会話が出来る人がいるかどうか、といった印象です。
地域差や個人差はあると思いますが日本もそんな感じですよね。
何が言いたいかというと
日本の英語能力を決して卑下してはいけない
と私は思うのです。
こんな面白エピソードもありました↓↓↓
英語が話せない”Enlish-speaking Driver”
ベトナム国内で旅行に出かけたときのことです。
観光で街中を回るためにタクシーを予約しました。
当時、ベトナム語は全く分からなかったのでEnglish-speaking Driverを予約。英語が出来ればコミュニケーションは問題ない!と安堵しておりました。
ところがやってきたドライバーは簡単な英単語は通じるものの会話が全く通じません!!
一瞬思考回路が停止、、、周りにいたホテルスタッフが助けてくれて何とか言いたいことを伝えました。
これはあくまで一例ですが、結構似たような話を聞きます。。。
日本人って相当英語に自信がないと『私は英語が話せます!』と言わないですよね。
それはある意味『信頼のJapanese Quality』なのだと思います。
素晴らしい事です。
ただ、あまりに英語に対して消極的な人が多いな、もったいないな、と同時に思います。
- 自信が持てるレベルの英語能力をつける努力を惜しまない
- 今まで培ってきた英語能力に自信を持つ
この2つを心がけることが右肩下がりと言われる日本の英語能力を上げていく秘訣だと思います。
皆さん本当に頑張っています!!自信を持ってくださいね。
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