すきま英語

【英検】二次試験受験者の【残念な特徴への対処法🤓】③目が泳ぐ/ ④目を合わせるのが苦手編

今回は③④の問題点を一気にまとめて解説していきます😉

Hi there! みなさんこんにちは!

10月13日の記事で、英検の中でもとりわけ準1級、1級の二次面接において何故か落とされてしまう人の残念な特徴について問題提起をしました🤔

私と長年オンライン授業で学ばれてきている生徒さんは皆さん自然と抑揚ある話し方に変わってきますので、一次試験突破後は自然と二次試験も合格されていく流れになっていきますが、

これまで新規の生徒さんで、

一次試験までは自力で合格されて、二次試験も自力で対策をしてみたものの、うまくいかずに一次試験免除期間が残すところラスト1回という崖っぷちの状況で駆け込んでこられた方が何名かいらっしゃいます。

その方々は皆さん勉強上手で一次試験も結構余裕で合格されていたりなど、勉強慣れされている印象にも関わらず、なぜ面接となると、うまくいかなくなってしまうのか?

まだご覧になっていない方は、こちらの記事からぜひご覧ください🤓👇

目が泳いだり目を合わせるのが苦手な人へ!!根本的な原因や解決法はほぼ一緒!まずは原因から!!

面接官に質問されるたびに目が泳ぐ

目を合わせるのが苦手

これらの問題は根本的に、原因が一緒です。

受験者の皆さんはジェスチャーに特化した文化の違いに翻弄されているのです。

英語を話しているのにも関わらず、ジェスチャーが日本文化のままなのです。

よって、採点者からすれば違和感アリアリで、なかなか準1級のattitudeの点数に反映されないのです。1級にはattitudeの項目がなくなっていますが、逆を言えば『できて当たり前』のようなカウントをしているということです。

このアイコンタクト問題は以前紹介しました①②の問題よりも比較的短期間で改善が見込まれます。

気づいて改善しようとする気持ちが早急な改善へとつながります。

まずは原因と背景から迫ってみましょう。

アイコンタクトが苦手…これは、日本文化においては相手をジロジロ見ないように教わったりしている経緯もあります。

アジア圏に多い儒教思想の強い国ほど、敬いの気持ちの派生からか、相手をジロジロ見ることをよろしく思わない国が結構あります。

例えば、極端な例を挙げますと、韓国では、電車の中で目が合った、合わないで取っ組み合いの喧嘩になることが多いそうです。路上でも『何見てんだ』『そっちこそ』と、喧嘩の火種はどこにでもあるとのこと。

これは、私の生徒さんで、韓国人のパートナーをお持ちの方からよく聞く話ですので共有してみました。

ちなみに私の韓国人の友人たちは皆温厚で優しい方々ですが、やはり韓国で理由もなくジロジロ見られたらそれは嫌だと話していました。

英語で話す私のような外国人とのアイコンタクトは割り切っているようですが、同胞同士だと、ジロジロ見るのはダメみたいですね。

民族ごとの良し悪しの問題ではなく、単純に、ジロジロ見るのがタブー視されている側面のある国ということですね🤔

日本はここまで極端ではありませんが、視線問題の代表格としては、いわゆる『あんちゃん』が

「何みてんだゴラァ」

と因縁つけてくるケースはあったりもしますし、そういった場面を実際にではなく、ドラマやアニメを通してみたりする中で、

『目を合わせるのがなんとなく苦手』

という刷り込みが日本人の大多数に多少なりとも刷り込まれてきているのでしょうね。

そして

『相手の目を見て、おはよう』

なーんて標語に小学校入学と共に遭遇したりするのですが、いまいちピンとこない🤔

だって、今まで『目を見て話しましょう』なんてそこまで教わってきませんでしたし。ふんわりと、言われたかなぁくらいの方々が大多数です。(でも、この世の中をうまく渡り歩いていくためには、やった方がいいような気は薄々していたりもするっていう)

うちは親が海外とのやりとりがあったので、その辺りを割と子供の頃からうるさく言われて育ちましたが、逆にそう言うのは私の世代だと珍しいのかもしれませんね🤔

その上、その標語に強制力なんてないですから、なんとなく学校の廊下に色褪せたまま貼られていて、

ある日ふと目にすると画鋲の1つが取れていて、標語のマスコットキャラの頭部に刺してあったりとか🥵👈ポスターの鼻あなとかの画鋲攻撃は小学生の代表的ないたずらの一つ。

その他、トイレのドアの『ばか、あほ』の落書き、

相合傘に適当な男女の名前入れてウ◯チの絵を添えたりなんてのはもう、ちびっ子たちの常套手段!!!😎👈…みんな、やるなよ?😎😎😎

それから、私はあんまり見ないのですが、恋愛ドラマなんかですと気のある男女同士がお互い目が合いそうになるとそらしたりなんかしてモジモジしながら顔を赤らめているシーンなんかもベタなもんですね😅(まぁ、これはどこの国でも多少あるとは思うが🤔)

いつから日本民族は、こんな視線を合わせないでコミュニケーションを取り合っているんだろう?

と思って遡ってみたら、

時代劇の中でも恋仲の男女は目線を合わせておらず(江戸時代ごろの日本人も目線を合わせていないことが判明)

さらに遡って調べたら

平安時代は簾越しに意中の女性の顔を想像して殿方は燃え上がっていたようで、

もはや目ん玉どころか顔も合わせていなかったことが判明🥵

簾からかろうじてはみ出た婦人の十二単の裾の色や、お香の匂いで大喜びしていたというのですから、想像力豊かで毎日さぞかし楽しかったでしょうね、彼ら😅

ここまで筋金入りに目を合わせない習慣を持っている国に生まれ育ったら、目を合わせて話すだなんて、いざとなったらドキドキしちゃうよね😂という話です。

誤解が起きないように言っておきますが、私は日本も日本の文化も大好きで、最高にリスペクトしています。

目線を合わさないことが悪いのではなく、日本の文化が悪いというわけでもない。

単純に、異なる文化圏の異なる言語を学んでいるのですから、相手が視線を合わせて話す習慣を持っているのであれば、『郷に入れば郷に従え』、という話ですね🤓

何かの試験の面接や、就職活動が近くなってくると、

『視線の大切さ』を学校で説かれてようやく意識し始め、社会人になると、どうも目を見て話す人たちほど周りから高評価を受けるという事実にも気づき始めますが…

文化や習慣的に目を合わせないで事足りていた、

そして目線を合わせることの大切さは西洋文化の導入とともに普及したこと、

この辺りからも太古の昔からその真逆の習慣を無意識に継承し、すっかり遺伝子的にも染み込んでしまっている日本の民族は、そうではない異文化かつ多言語で話す人たちと遭遇する場合においては、相当意識して努力しなければなりませんね😅

英語圏の人たちの会話の時の典型的なジェスチャーに倣い、彼らにとってのタブーもわきまえておこう

前述の通り、私たちアジア人の多くは、小さい時から儒教思想に基づき、目上の人の言うことに静かに聞き従うように訓練されてきています。

意外かもしれませんが、中南米系の人々もカナダで過ごす中で、その傾向が結構あるように感じました(でも、目上の人の時だけです。友人同士だと、ラテンアメリカ系は押しが強いのでゴリゴリ意見述べてきますし目線を合わせることに関して言えば、抵抗は全くなさそうな感じでした)

一方で、英語圏の方々の『普通』とは何か?を考えてみましょう。

ヨーロッパの留学生の子たちは、視線を合わせると言うことに関しては全く問題なくできていますし、おそらくヨーロッパのほとんどでは目線を合わせてコミュニケーションを取る文化なのでしょうね。

北米の人々は、日本の真逆です。生まれたその日からガン見してきます。

もはや、ガン見ニスタですね😎

北米の人たちは、幼い頃から多くの人が自分の意見を言う訓練をさせられていますし、

目線を合わせるのが苦手な人は、

自信を持って話すことができるようにアイコンタクトや魅力的に映るためのジェスチャーを、わざわざ高いお金を払って『ガン見のプロ』や『微笑のプロ』のところに行き、指導を受けて個人の習慣を矯正してしまったりしています。

以前、別の記事にもちらっと書いたかと思いますが、

アメリカのオバマ前大統領も表情のトレーニングを受けて、あの自信に満ちたアイコンタクトやスマイルを振り撒いていました。

なぜ彼らがここまで言語以外のジェスチャーにこだわるかと言うと、

振る舞いによって自信を相手に伝えることで、自分自身の評価を爆上げできることを知っているからですね。

それに、アメリカのドラマとかみていても無表情で英語をツラツラ話す人はほぼほぼいません。意図的にやっているシーンはありますが、あくまで意図的なことであって、

普通は表情豊かに、相手の目を見て話すのが英語という言語の特徴です。

『話す』『読み書きする』『聴く』この3拍子が英語だと思いがちですが、

英語は音そのものに強弱があると前回の記事でも話しましたように、その音に乗せた爆発的な威力を最大限に発揮するために、ジェスチャーを使っているのです。

アイコンタクトはその中の一番基礎部分であり、本当はこの『ジェスチャー』を含めた4拍子で『英語』という言語になるということなのですね。

ですから、目を合わせないということは、彼らにとっては

『自分のことを嫌っているのかな』

『不快に思われているかもな』

『話す気がないんだな』

『なんだか嫌な感じ』

と、日本人と話す時以上に、評価が下がってしまうのですね。

気持ちがこもっていないと感じられてしまい、英語を話すときのタブーとも言えるのです。

一生懸命頑張っているのに、こんな誤解が起きていたら、悲しいでしょう?😢

お家でできる改善方法💡遭遇した生命体全ての鼻穴を見ておこう🤓

アイコンタクト含むジェスチャーがもはや英語という語学の一部なのですから、

それをやることで英語が上達するのであれば、ある意味単語の暗記よりも楽です🥳

今日はさまざまなトレーニングの中から、いつでもどこでも生き物に遭遇したらすぐに実践できるトレーニング方法を1つ紹介します😉人間でも犬でも猫相手でもOK🙃

目じゃなくて、鼻を見たらいいんじゃないかな😎

👆これ、知っているのに実践していない人多数!!

目を見つめているふりを上手にすればいいだけなのに!!

いきなり「目を見て!」というのは、今まで気恥ずかしかった人たちからすると、ちょっとハードルが高いことが多いです🤔

それで、

「口か鼻を見ておきましょう」

と受験者の皆さんにはお伝えしていますが、私は生徒さんのキャラによって、口か鼻か、伝える部位のアドバイスを変えています😜

真面目な生徒さんには口を眺めるように伝えます🙃

なぜかって?

長年の生徒さんのうち数名には、私が本当はくだらない事が大好きで仕方がないという化けの皮が剥がれないように、とても真面目なことしか言わないで通しているからです。

…そのうちの一人が最近、『すきま英語を愛読している』と言ってきたときには😰

(すきま英語で執筆していると私の方から真面目な彼らに言ったことがなかったので)

嬉しさと同時に、今までのくだらない記事全部読まれたことに背筋が凍った😱

もうほぼ全員にバレてるっぽい😂🥵

この『目を見つめる代わりに鼻か口元を見つめる』というのは、

意外と見られている相手は目を見られていると錯覚するのでかなりうまくいきます。

頬とか色んな場所で試すと、やはり目から離れた分、

『ちょっとこの人どこ見てんだべか』

と、違和感を感じられてしまう場合がありますが、口、鼻あたりは大丈夫です😄

そういうわけで、今まで真面目な感じで授業をずっとやってきた生徒さんには口を眺めるように伝えているのです😄

あとの残り半分の生徒さんには(オカルト論やらお笑いやらモノマネやら普段から見せてきてしまった相手)、

「鼻穴でも眺めてたらいいんじゃないかな」

と話します😄当該生徒さんたちはその後、授業中ずっと私と一緒にニヤニヤしています😂

なんか楽しいんですよ。小学生みたいですけど。

『自分達、鼻穴なんか眺めて一体何やってんだろう?』って気持ちになりますし、緊張とかどうでも良くなってきます😂笑ってるうちに、だんだん自然と視線が合うようになってきます。

実際、鼻か口を見つめる癖をつけて二次試験に励まれた生徒さんは今の所皆さん無事合格されています🤓

でも…

当日だけうまいことやろうとしても、緊張したら普段の癖が出ます🥵

ですから、今日この瞬間から、出会った生命体全ての鼻か口を眺める癖をつけておきましょう🥳

私個人的なおすすめは、『赤ちゃんの鼻穴』ですね😎

たま〜に、彼らの小さな可愛い鼻穴の周りに小さな鼻◯そがついていることがあるのですが、彼らが呼吸するたびに、現れては引っ込み、また現れては引っ込み…まるで三次元空間に居ながらにしてサイヤ人の瞬間移動を目撃したかのような気持ちになって、魅入ってしまいます😂

こんなことを気にしているうちに、目を合わせることが少しずつ怖くなくなってきます。

あとは、出来れば家族でも友人でもいいので

面接予想問題集の質問を順番ランダムに読み上げてもらって、唐突な質問の内容を瞬時に理解しながらも相手の鼻や口当たりを見続けながら回答できるかどうかを試す、ということをやっていきましょう。

手伝ってくれている人が英語上級者でなくても、フリガナを振ってあげれば音読はしてくれますし、あなたの視線が泳いでいたかどうかはちゃんと客観的にチェックしてくれているはずですからフィードバックをもらうようにしましょう(●´ω`●)

本当はネイティブ相手や専門の講師と一緒にやった方が間違いなく細かい部分の指摘をしてもらえるので効率はいいですけれども、

なかなか身の回りにネイティブが都合よく存在するような環境って珍しいですし、仕事や学校が忙しくて定期的に英語を習うことが難しい人もいらっしゃると思いますので、

そのような方々には身近にある、ありとあらゆる人やものを工夫してご自身の学習に役立てていくように発想を変えていくことが大事ですね🤓(もちろん、手伝ってくれたご家族やご友人にはしっかりお礼を言って、合格した暁にはその報告もしましょう!)

単語を暗記したり、長文を読んだりすることも語学には必須ですけれども、とりわけ英語がジェスチャーを含めてその言語ということであれば、視線を合わせるだけで英語がうまいと評価されちゃうんですから、こんなおいしい判定基準はそうそうありませんね😉

なんでも発想の転換です🥳大丈夫、あなたなら、できる!!!😎😎😎😎😎

海外留学をしなくても英語がしっかり上達している人もいらっしゃいますし、私のように日本に帰国した後でも英語力をさらに向上できている人はたくさんいます🤓

自分が経験していることですから自信を持って言い切ることができます😉

間違いありません😄環境は大事ですが、それだけが全てでもないんです🥳

あなたが今、どこにいても、努力とそれ以上の工夫で乗り越えられます!

応援していますよ😉

\英語学習を始めたいと感じた方へ/

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Mio
ワールドトーク英会話講師。生け花とオカルトが大好き。 水木しげる先生を崇拝。こどもと動物にすごく好かれます。 特にカメがほぼ全部、後追いしてきます(●´ω`●) そう遠くない未来に、宇宙の始まりを人類が最先端の科学で解き明かす日を夢見る量子力学大好き人間 (○´ω`○)崇高な科学者ホーキング、アインシュタイン、南部陽一郎氏に、日本の茶の間の片隅から、敬礼!!!(`・ω・´)ゝ 人と人を結ぶコミュニケーションはもちろん、宇宙のいっさいを解き明かすにも【言語】が不可欠です。語学はあなたを果てしない探求の旅へと導きます ... +゚*。:゚+(人*´∀`) 【英語は才能ではなく場数です。】言い切ります。 わたしのような要領の悪い人間でも伸びましたから、あなたなら絶対に大丈夫です(*´ω`*)  英検1級受験者歓迎!

皆さまのコメント

  1. 確かに歴史的背景を考えるとこれは日本人のDNAかもしれませんね(^^;
    鼻!覚えておきます。根本的解決にはなりませんが、どうしても無理な方は英検S-CBTで受けてみるのも合格を掴むという意味では最終手段かもしれませんね。

  2. Meg先生、コメントありがとうございます(๑>◡<๑)

    目線を合わせたように見せる技で実際には視線を合わせていないのですが、

    個人差はあるものの段階的訓練として使うことで最終的に目を見るのが怖くなくなる人もけっこう出てきますよ(๑╹ω╹๑ )

    その人がどこまでを望むかでしょうね( ✌︎'ω')✌︎

    ただ、最終的に視線を合わせようと頑張ってしまって緊張する人もかなり多いので、

    鼻か口あたりを眺めることで妙に自信のある振る舞いができるのであれば、

    二次試験までにその鼻か口元を眺める習慣がついていれば、

    他は完璧なのにあとは視線問題がネックだった人たちに関して言えば、とりあえず受かるという目標は達成できますね( ´∀`)

  3. ピート says:

    自分にもそういう視線に対しての避けてる感覚ってありますねぇ。なんか会話で充分コミュニケーション取れてるのに、目まで合わせて必要以上に自分を意識させたくないというか、、。まぁそれがコミュニケーションの良し悪しの一つの指標になるなら仕方ないですが( ; ; )

  4. 英語のコミュニケーションでは言葉での相づちは日本語より少なめで、相手を見ること=話を聞いている姿勢だったりしますね(@_@)

    どっちがいい悪いとかいうことではなく、その言葉で話す際の背景を理解することが言語習得の一部でもあったりするよっていう部分も同感でした。平安時代にまで遡る歴史を含めたくさんのヒントがちりばめられた内容で楽しかったです(^^)/

  5. ピートさん、こんにちは!コメントありがとうございます(๑>◡<๑)

    日本人の中にはおっしゃる通り、本当にアイコンタクトが苦手な方々もいらっしゃるので、どうにかこうにか英検という試験を突破する方法をいつもあれこれ指導させて頂いております(^◇^;)

    日本人同士の時は、無理はしなくてもいいんじゃないかなとは思います( ^ω^ )

  6. いっこ先生、コメントありがとうございます(๑>◡<๑)

    平安時代のくだりを楽しんでいただけて光栄です(๑╹ω╹๑ )英語はおっしゃる通りでアイコンタクトで相手に真面目に聞いていると伝えていたりしますから、本当に文化の違いが大きいのだなぁというふうに感じます( ´ ▽ ` )

    意外とアイコンタクトの練習中にどうってことなくなってしまって吹っ切れてしまう生徒さんもいらっしゃるので、これは本当に日本人の中でも人それぞれなのだなぁと見ていて思ったりします( ^ω^ )

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