「明日から来なくていいよ」🫢
Hi there! みなさんこんにちは!
「明日から来なくていいよ」
👆こんなセリフはドラマやアニメでしか聞いたこと、ないですよね😅
私もです〜😎日本では実際に耳にしたことがないですね🤔
まず、そもそも日本において、突然解雇って基本的に出来なくなってるんですよ、法律で。
労働基準法できちんと決まっていて、解雇予告と言って、会社は原則として解雇の30日以上前に労働者に対して解雇を予告しなければならないとする規定がちゃんとあるんですね🤓
ところがですね、所変われば品変わるじゃないですけれども、北米って結構シビアです〜。
終身雇用という感覚がないというのもあるのでしょう🤔
とは言っても当然ながら国によって法律は違うので、アメリカとカナダを『北米』と一括りにするのもアレなんですが😅
アメリカの話もちらほら聞きますが、私が留学していたカナダもすごいです。
急に職を失う人って普通にいるんですよ💦本当に。
誰が解雇されたかと言いますと、私が当時通っていたアートスクールの事務員さんなんです😲
アートスクール在学中の出来事🖌
私はアートスクールで映画を専攻して卒業後、日本に戻ってきましたが、そのアートスクール在学中の出来事です。
早朝、いつも通り学校に到着すると受付で普段笑顔で迎えてくれる事務員さんが机に座っておらず、
恐ろしい形相で、学長と取っ組み合いの喧嘩になるんではないかという剣幕で出入り口で言い争っています🫢
私はすぐに状況が呑み込めなかったので、クラスメートに一体何があったのか尋ねますと、
経費削減のため、たった今彼女が解雇になったという話を聞いて、ポカーンとなりました。
ワラワ:“Did she just get fired? You mean, just now?” (クビって今なったの?今さっき?)
カナダ人クラスメート:“YES!! She did just now.” (そう!たった今ね)
ワラワ:“Whoa….” (ほええええ!!!🥵)
その後、そのクビになってしまった事務員さんが学校側を訴えたとか、そんな話は私が知る限りではなかった様子でしたから、学校は法律に則って違法にならないようにその事務員さんとの雇用関係を修了したということだと思われます。
彼女には大変気の毒なことだったな、と思いますが。
今回紹介したケースは一例にすぎませんし、カナダの中でも、このような急に職を失うというケースはその都度ケースバイケースで一概にこうだと言えない部分があるので、もしみなさんが海外で似たような出来事に遭遇したり万一当事者となるようなことがあれば、必ずご自身が不当な扱いを受けていないかその国の専門家によく確認して欲しいということも付け加えておきます🤔
退職の表現あれこれ
私は当時驚きのあまり、思わず”get fired”を会話で使ってしまい、カナダ人クラスメートも興奮していて”YES”と答えていましたが、
本来get firedは従業員側に非があって解雇されることを指します。
今回の事務員さんは特に何か悪いことをしたというわけでもなさそうでしたし、おそらく”get fired”ではなさそうですね🤔
北米ですと、
Lay-off (一時解雇)というものもあります。会社の業績が振るわない時に一旦従業員に辞めてもらうのですが、業績が落ち着いてきたら再雇用するつもりで会社側は動いているということです。
技術を持っている人を他の企業に奪われないようにするための方法です😲
日本では文化的にも雇用システムの観点からもあんまり浸透しなさそうな感じがしますね。
他にも色々ある英語の退職関連の表現
leave 辞める (悔いなくやめている印象。普通に一身上の都合で辞める感じ)
例文: I left a job two months ago. (2ヶ月前に退職しました。)
quit 辞める (時として、前職に悔いがあったりあんまり良い印象に響かないことも)
例文: I’m sick and tired of my boss! I’ll quit my job! (上司にはウンザリだ!仕事なんか辞めてやるよ!)
resign 辞職する (総理や大統領、CEOなどによく使われる表現)
例文: The CEO resigned on Monday as the company faced harsh criticism from the government and the public over corruption scam. (会社の贈収賄をめぐって政府と国民から厳しい批判に直面したため、CEOは月曜日に辞任した。)
retire 定年退職する
例文: Her dad is retiring next week. (彼女のお父さん、来週で定年だって。)
let go やんわりした表現。でも、クビ🥵
例文: We’re sorry, but we’ve got to let you go. (申し訳ないのですが、あなたを解雇しないといけないんです。)
terminate (フォーマルなニュアンスで) 〜を解雇する
でも、ダダンダンダダン…シュワちゃんしか脳裏によぎらない👈ほら、『ターミネーター』よ (`・ω・´)みなまで言わせるな😎
terminatorは終わらせる者、終焉者を意味します。
従業員の雇用を終わらせるterminate、映画のターミネーターは命を終わらせる者という意味です。
hit-manやassassin(殺し屋)なんぞよりも機械的でゾッとする響きなので映画の題名に採用されました。
例文: The company has terminated a large number of staff. (その会社は多くのスタッフを解雇してきている。)
…退職系フレーズって結構ありますね🤔
ちなみに『リストラ』でお馴染みのrestructuringですが、元々は『再構築』という意味合いからきているので、解雇という意味として使われていないこともあります。
ちょっとだけ注意しておきましょう🤓
電話越しの酷似表現に要注意
get fired は『クビにされる』ですが、
get hired は『採用される』という意味になります🤓
カタカナにすると、『ファイヤードゥ』『ハイヤードゥ』👈こんな感じに近くなり、
すごく発音も似ているので、電話などのモゴモゴとした音声で言われた際は要注意です。
相手が弾んだ声で
“I just got hired”
と言っていたら、半分モゴモゴと聞こえたとしてもおそらく『仕事が決まった』ということでしょうからお祝いしてあげれば良いですが、
もし、相手の声のトーンが低い状態で
”I got fired”
と言っているのに『採用された』とうっかり聞き間違えて
“Congratulations”(おめでとう)
なんて嬉々として言おうもんなら、次に会った時にぶん殴られるかも?🥵🥵🥵🥵🥵
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ひえー、明日は我が身かしら。ちょうどTwitterがイーロンマスク氏に買収されて、社員の半数が解雇されたようですけど、事前告知なくメールが一件来てただけっていうですから、こっちの感覚とはだいぶ違うんでしょうね(ー ー;)
ピートさん、こんにちは!コメントをくださりありがとうございます(๑>◡<๑)
確かに事前告知なくメール一通で済まされてしまうだなんて、当事者からしたらショックでしょうし、人によっては怒りで目の前のパソコン頭突きで破壊しかねませんね(^◇^;)
イーロンマスク氏は確か言論の自由を主張して検閲なきプラットフォームを目指すべくTwitterを買収されてましたよね。記事を見つけました。
https://japan.zdnet.com/article/35186901/
私も特にマスク氏のファンとかではないので、なるほどねぇくらいな気持ちで当時ニュースを観ていましたけれども、
それにしてもメール一通で解雇された人たちのことを思うと居た堪れない気持ちになりますね(~_~;)
よくドラマや映画で見るやつですね(^^)現実で起きていることを目にするとどきっとしてしまいますね。。
仕事内容で評価されたゆえの命名だそうですが、職場で silent assassin という陰のニックネイㇺがあったらしいとても優しい年上の知り合い(早期退職)がいます(´∀`*)ウフフ
仕事を辞める理由って繊細なことも多いですし、非がない人がクビになったとか言いふらしてしまわないよう頑張って覚えておきたい表現ですね( ..)φメモメモ
hire/fire 紛らわしく似ていてネイティヴ話者でも間違えたりってありそうだな~(´゚д゚`)
Meg先生、コメントありがとうございます(๑>◡<๑)
本当に実際に遭遇するとびっくりして固まってしまいますよ!!ドラマだけじゃないんだなぁ、と(^◇^;)
いっこ先生、コメントありがとうございます٩( ᐛ )و
silent assassin(・・;)怖い名前ですね^^;
おっしゃる通りですよね、間違えて非のない人をクビと言いふらしたりしたらそれって名誉毀損にすらなってしまいかねませんから、私も言葉って気をつけないといけないよなぁとすごく勉強になりました(・_・;
hire/ fireは本当に紛らわしいですよね、特に電話なんかの時には私ももし聞き取れなかったらちゃんと聞き返そうと思ってやや警戒しています( ^ω^ )