Hi there! みなさんこんにちは!
皆さんの中にもお気づきの方がいらっしゃるかと思いますが『ただ英語を話したい』という【コミュ英語】と『英検/TOEIC』などの【試験英語】の学習方法は全く異なります。
前者ですと、私の場合はクイックレスポンストレーニングとその他の実践の組み合わせを実施し言いたいことを即時に、できるだけ日本語で思った通りに英語にする形になるように指導します。
英会話が出来るようになりたいという純粋なリクエストをお持ちの方は世の中沢山いらっしゃるので、その方々を中心にその他必要に応じて英作文やビジネス、キッズなど指導していけば、普通にそれで十分講師としてやっていけるんだろうと思います。
しかし、私はあえて異質な試験英語の研究も行いました。というか、今も研究していますし、今後も研究を続けます。現在指導可能な試験は英検1級まで、TOEIC950まで指導可能、GTEC、最近はTOEFL/ IELTSも研究し指導しております。
研究している理由は、生徒さんの人生において試験英語が希望される進路やキャリアパスに横たわっていることがあるからです。
もともと日本の教育にはいささか疑問に思うことがあり、可能であれば机に座りっぱなしの暗記一辺倒な英語学習で英語嫌いになる日本人を減らしたいという考えが根幹にある人間です。
しかしながら、進学就職において試験英語はその人のスキルと測る方法のいくつかとして学校や企業が取り入れているのも事実です。
学校でも企業でもコミュ英語と試験英語の違いも分からないまま導入されていることが多いように思われますが、今までひたすらコミュ英語だけをやってきて、
そこで進学やキャリアアップに必要になったからと言って試験勉強にそのままのやり方でぶつかっていくと、見事撃沈して『俺、英語やっぱ出来ない』と不必要に落ち込んだりする人もでてきます。
『私は不器用で取り柄もないけど、試験を分析するのは結構得意だからその長所を生かして出来るだけ各試験ごとにやるべき事を極限まで減らした学習法を確立すれば、生徒さんが疲弊せずに余力を残して試験に挑めるようになるのではないかな』
と、思った訳です。そしてそういった気持ちにさせてくれたのは他でもない、今年で付き合いが7年にもなる生徒さん方のお陰様です。結構長年の付き合いになる方々です。
2015年1月に講師登録してからずっとご受講されている方もいらっしゃり、その間に皆さん進学転職結婚等の節目もありました。家族が増えてその子供達も受講下さっていたりします。私のような変わり者をなぜか好意的に見て下さり、楽しく受講して下さる事に、何か自分なりに報いたい気持ちが湧いたのです。
彼らにはコミュ英語と試験の違いは早期の段階でご理解頂いておりましたが、どうしても試験が彼らの人生において必要になってくる訳です。日本に住んでいる以上ある程度避けられませんし、日本の教育が変わるのをただただ待っている訳にもいかず。
そういう訳で、生徒さんから『今度○○の試験がキャリア上必要になりそうで』と聞けば、その都度先回りして研究し私自身も受験してきました。その繰り返しです。試験勉強も大変でないと言えば嘘になりますが、悪いことばかりではありません。それを通して様々な知識を得ることが出来ますから。
今までご縁で長年一緒に英語に励んできた同志に報いることは、すこぶるキテレツな奇人の私にとって出来る数少ないご恩返しです。
何よりも【試験対策はしないので、他の先生のところに行って下さい】と言って講師側から頼ってきている長年の生徒さんをシャッター下ろして締め出してしまったら、その生徒さんとの大切なご縁が途切れてしまいますし、講師側も成長が止まってしまいます。生徒さんも成長しますし、講師もその大分先を嬉々として走り続けなければなりません。
勿論これは私の価値観ですから良いも悪いもないのですが、このような考えに至ったのは、長年の生徒さん達の存在のお陰様なのです。
出来るだけ大切な生徒さんが苦しまずに無駄なく学んでさっさと必要な試験を受け終わって安心できる様に。キャリアアップ出来るように。今後も要領悪いなりに、コツコツ楽しく研究を続けていこうと思っています🐢
\ ワールドトークでMio先生のレッスンを受けられます! /