Hi there! みなさんこんにちは!
さて、突然ですがクイズです🌝
“A man of culture”👈これは何でしょう?
正解は、『教養のある人、文化人』です😊
では、”oyster culture”は?
カキの文化?不正解です💦
正解は、『カキの養殖』です🌝
実はこの”oyster culture”は大学入試問題の【和訳】で出題され、当時の受験者をおおいに困らせました😅
確か10年以上前の九州大学の過去問だった気がします。
私も含め、高校生の段階で
「”culture”って何ですか?」
と聞かれたら、18歳で覚えている意味合いは『文化』くらいなものですから。自分が良く知らないものを和訳するってすごく不安なことだったでしょうね。
なぜ、『文化』という意味合いの単語が、『教養』や『養殖』という意味合いも兼ね備えているのか?
それは、【英語は単語がそれぞれ『コア』となる意味合いを持っており、そこから放射状の光のように意味が派生し広がる性質をもっているから】です💡
“culture”の動詞は”cultivate”です。
動詞”cultivate”の代表的な意味合いは、『耕す』です😊
以前、ブレインストーミングについて記事の中で少しお話ししましたが、
『耕す』という意味から派生するものを挙げますと、『栽培する』『培養する』『養殖する』『養う』『磨く』、『中耕する』『修める』『洗練する』
👆このように、【何かを育む性質をもつ意味合い】が共通していることが分かりますね🌞
したがって、名詞である”culture”も、『教養』『洗練』『訓練』『修養』『養殖』『栽培』『文化』『精神文明』などの、【学んで身に付けたり、育んだりする行為を表す名詞の意味合い】が共通してあるのです。
このように、沢山の意味合いを持つ単語を【多義語】と呼びます🌞
日本語のように、二字熟語がそれぞれ別個に存在する言語形態の民族が、
それぞれの多義語の末端の意味合いだけを理屈なしに丸暗記しようとしても、本質が分からなければ意味の多さに暗記もしきれません。
“oyster culture”のようなものが登場すると、とたんに太刀打ちできなくなります。
ここで、単語の覚え方として覚えておくと、【暗記が数倍楽になるコツ】を紹介します🌞
あなたの脳みそはスーパーコンピューター以上に未知なるスペックを持っています。
あなたの頭の中に、フォルダを作りましょう。
慣れないうちは、1つの単語につき、1つの意味合いでフォルダにラベルを書き込んでいきます。
例えば、”culture”なら『文化』と記します。その後、『養殖』などの別の意味合いに遭遇したら、楽しい推理の時間です😊
『文化』と『養殖』、まったく関係がなさそうに見えるこの2つの二字熟語の共通点を探します。文化は人々によって育てられ出来上がるもの。『養殖』は生き物を育てること。
すると、この『文化』や『養殖』などの末端の意味合いを指す階層のフォルダの、もう1つ上のフォルダのラベル名が見えてきますね。
『育てること』👈このようなラベルが貼ってあり、そのフォルダの中の一部として、『文化』や『養殖』という末端の意味合いが格納されていたというわけです🌝
ですから、今まで覚えてこられた単語の意味合いは、それはそれで脳内の末端フォルダに記憶しておきましょう🤗
そして、今後、新たに単語を覚える際は、とりわけ意味の多い多義語に関しては、
【脳内フォルダの下から2つめ】👈このフォルダにその単語の【コアの意味合い】をざっくりとでいいので書き込んでください🌝
そうすることで、あなたが今後、その単語の別の意味に遭遇したとしても、【コア】の意味から派生させて文の前後の意味合いと合わせて別の意味合いをある程度自力で導き出せるようになるのです🌛
その逆も然りで、末端の意味合いを今まで別個にばらばらに保管していた場合でも、フォルダへのソートの仕方が分かったのですから、
手持ちの意味合いたちの共通項をゲーム感覚で見つけ出して、その上の階層のフォルダの名前を決めてあげたら良いのです🌝
慣れるまで少しかかりますが、慣れたら知っているはずの単語の初見の使い方に遭遇しても、何を意図しているのか辞書を使わずとも導きだせるようになりますよ🌞
脳内にフォルダを作ることです。ぜひ試してみてくださいね🤗
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